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眉の描き方がきれいなだけで、清潔感が漂い、顔全体が引き締まり、若々しくも見えます。メイクをほとんどしない人であっても、眉だけは描くという人がいるように、多くの人にとって強化したいメイクポイント!今回は、ヘアメイクの筆者が眉メイクの基本をご紹介します。
眉毛は、時代のトレンドを表し、毎年少しずつ変化していきます。同時に、自分の年齢やその時好きなファッションによっても合う眉・合わない眉があります。
たとえば、デニムにパーカーのカジュアルスタイルなら毛流れがあるふさふさのナチュラルな眉がマッチします。ドレッシーな装いの日は、いつもより角度を付けてきっちり眉を描いてもいいですし、あえてヌケ感を出して眉色を消すなんてメイクもおしゃれ。
眉毛ひとつで、そのときの個性やトレンドを表現することができます。
ここでは、どんな眉の形でも共通する美しい眉毛・残念な眉毛の基準をご紹介します。

・立体的な眉毛
→眉頭は薄く、眉の中間から濃くなるグラデーションになっている
・繊細な眉尻
→眉尻がぼやっとせず、スッと1本で終わる
・眉が顔になじんでいる
→眉と目の調和がとれた太さ・濃さ
・のっぺりしてグラデーションがない
・眉頭が濃すぎる
・細すぎ・太すぎ
・雑に描いた感じがする

眉の黄金バランスと呼ばれる、トレンドに左右されないいつでも使える眉の形です。
眉尻の長さや眉頭の位置など、目や顔全体とのバランスはとても重要です。眉メイクが苦手な人は、お風呂前にいつもの自分の眉メイクにアイブロウペンシルでこのラインを描いてみてください。左右差や、自分の眉のバランスの悪いところなどに気付けます。
この基本のバランスにくわえて、自分の顔の形に合った眉毛を描くと美人見え効果がアップ。私は面長だからもう少し平行にして横のラインを増やそう…だったり、私は幼く見せたいから眉は短めにしようなど…自分の顔に合ったバランスやトレンドを、基本の形に取り入れていきます。

① アイブロウパウダーで下描き
眉が濃い人は、アイブロウパウダーでふんわりと自分の眉をなぞります。隙間を埋めつつ、立体感がでるようにグラデーションを付けます。
② アイブロウペンシルで輪郭を微調整
アイブロウペンシルで繊細な線を足し、角度や眉尻を整えます。
③ 眉マスカラで色をやわらげる
髪色よりも明るめの眉マスカラで、眉の存在感を優しく見せます。

① アイブロウペンシルで下描き
眉が薄い人は、アイブロウパウダーよりもくっきり描けるアイブロウペンシルで形を描きます。眉山の位置、眉尻の位置をチェックしながら、眉全体の輪郭を描きます。
② アイブロウパウダーで色を足す
アイブロウパウダーで、立体感と色を足します。眉が薄い人は、細くて硬いブラシで描くように色をのせていくと、きれいなグラデーションができます。
③ 眉マスカラで色をのせる
眉マスカラで、眉に色とハリを出します。カラーリングをしなくても、クリアな眉マスカラを塗ると、眉にハリが出て立体的に見えます。

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濃淡が付けやすいほどよい発色と、配色。ノーズシャドウまでこれひとつで。付属のブラシも万能!
サナ ニューボーンイージーアイブロウ 04 グレージュブラウン 990円(税込)
パウダリーな質感のペンシルで、ベタっとつかない。それでいて発色がいいので、濃い眉・薄眉どちらの方にもおすすめ。
今回ご紹介した眉毛のテクニックは、いくつになっても、どんなファッションのときも使える基本のキです。難しいと思われがちな眉メイクですが、ぜひやり方をマスターして、メイクの幅をさらに広げてくださいね。

この記事のライター
ヘアメイク
森田玲子
3310
美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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