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美容ライター、コスメコンシェルジュの斎藤明子です。なりたい顔の印象に近づくには、顔型にあったメイクをするのが大切です。そこで今回は、丸顔、ベース型、面長といった顔型別に、垢抜けるメイクのやり方をご提案します。
顔型をカバーする垢抜けメイクをする前に、どの顔型にも共通するおすすめの方法が、ベースメイクで顔型をカバーする方法です。
まずはじめに注意点ですが、人気のトーンアップタイプの下地は、顔全体に塗ると、のっぺりと顔が大きく見え顔型の悩みが余計に目立ってしまうことがあるので注意しましょう!

そこでおすすめなのが、色補正力がナチュラルな下地を顔全体に塗り、薄付きのリキッドファンデーションをひとまわり内側に塗る方法です。
さらに内側に、のびがいいタイプのコンシーラーか明るめのファンデーションを塗ると、自然に顔に立体感が宿り引き締まって見えます。
10年以上前に、ファンデーションを2色遣いして小顔に見せるメイク法が人気だったことがあります。大人世代のメイク好きの方には、今でもその方法をやっているという方がいらっしゃるかもしれません。
でも、今はファンデーションはもちろん、コンシーラーやベースのテクスチャーがびっくりするほど進化しているので、カバー力の高いファンデーションを2色使いして立体感を操らなくても簡単に顔印象を変えることができます。
ぜひやってみてくださいね。
もっと輪郭をカバーしたい!という方は、チークとシェーディング使いが効果的です。
チークは2色または2種類以上のレイヤード(重ね塗り)がおすすめです。
また、以前はプロユースだったシェーディングが一般的になっていることをご存知の方は多いかと思いますが、まだまだどうしてもハードルが高く感じてしまっているかもしれません。
でも、心配は無用です。ぱっと見ではわからないくらいの色づきで、しかも使いやすいパウダータイプのシェーディングがたくさん発売されているので、ぜひ使ってみて下さい!
ただし、べたっと色をのせると、いびつに見えたり不自然に見えたりしてしまうので、シェーディング用の斜めにカットされたブラシに少量を含ませ、さっとフェイスラインをなでるようぼかしながら色をのせると失敗なくメイクできます。

チークは、肌色になじむ自然な色を頬全体に塗り、ピンポイントで目の下に丸く血色ピンクを入れます。
さらに、うすいピンク系のフェイスパウダーを上からふんわりまとうとナチュラルな印象に。
シェーディングは、顎周りとフェイスラインに斜めに入れていきます。とくに二重顎が気になる方は、顎下が影になると目立たなくなりおすすめです。

シアーマットなテクスチャーでベージュやオレンジ系など肌になじむ色のチークを斜めラインを意識して顔の外側にいれていきます。
さらに、白みピンクのチークを目の下に丸く入れると、顔幅がせまく見えておすすめです。
シェーディングは、エラの張っている目立たせたくない部分に入れます。

チークは顔の真ん中に横長に入れる方法が効果的です。ほのかなハイライト効果もあわせもつ同系色のチークをはじめに入れたチークの少し上に斜めに入れるとより華やかな印象に。
シェーディングは、おでこと顎下に横長に入れると、縦に短く見せる効果を期待できます。
立体感を操ることで、顔の印象を簡単に変えることができるので、これまでチークのレイヤード(重ね塗り)やシェーディングに抵抗があったという方もぜひ挑戦してみて下さいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。パーソナルカラーは1st イエベスプリング 2nd ブルベウインター、顔タイプはソフトエレガント。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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