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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。眉メイクって難しいですよね。自分のやり方がそもそも合っているのかも分からないまま、今までずっと自己流でメイクしてきた方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、覚えたら一生使える、プロが教える正しい眉の描き方マニュアルをご紹介します。

まずは、眉の黄金バランスを確認してみましょう。
①眉頭:小鼻の中央の真上
②眉山:目尻側の黒目の外側と目尻の間
③眉尻:小鼻と目尻を結んだ延長線上
④眉頭と眉尻の高さ:一直線の同じ高さ
アイブロウペンシルを使って、①~④の該当箇所に点を描いてみると、自分の顔に合った大まかな形が見えてくるので、練習の際に試してみてくださいね。

黄金バランスを確認したところで、次に、垢抜けた美眉に仕上げるポイントを確認しましょう。
まず、使うアイブロウアイテムのカラー選びが重要です。
今は、眉を明るく仕上げて眉の存在感を薄くするのがトレンドなので、ヘアカラーよりも2トーン程明るいカラーのアイブロウアイテムを使うようにしましょう。
また、カラーの系統は、白を少し混ぜたようなまろやかなブラウンカラーを選ぶと、より垢抜けた眉に仕上げることができます。
次に、眉頭を濃く描いてしまうと一気に野暮ったい印象になってしまうので、眉頭5mmはアイブロウパウダーやアイブロウペンシルで描かずに残しておきましょう。
眉頭の毛がない方は、ペンシルやリキッドアイブロウで、1本ずつ毛を描き足して、アイブロウパウダーを使った際にブラシに残ったものを最後にふわっと重ねましょう。
最後に、眉頭は淡く、眉尻に向かって濃くなるようにグラデーションを意識して仕上げると、どんな距離から見ても自然で美しい眉になるので、覚えておきましょう。

① アイブロウパウダーで大まかな眉の形を描く。
② アイブロウペンシルで毛の足りないところを描き足す。
③ アイブロウマスカラを毛を逆立てるように塗った後、毛流れを整えるように塗る。
始めに確認した黄金バランスを基に、アイブロウパウダーで大まかな眉の形を整えながら、毛の間をパウダーで埋めます。
その後、毛の密度が足りない箇所や、眉尻の終わりをアイブロウペンシルで毛を描き足して、形を完成させましょう。
自眉の毛量が少ない場合や、眉尻の毛がほとんどない場合は、①と②の工程を逆にして、足りない毛をすべて描き足して形を仕上げてから、パウダーを使って、描いた線をなじませつつ、グラデーションになるように濃淡を追加しましょう。
最後に、アイブロウマスカラを塗って完成です。
毛流れを整える際は、眉頭は毛を立てるように下から上に向かってブラシを動かし、中間は眉山に向かって横に、眉山から眉尻までは、斜め下に向かってブラシを動かすと、綺麗な毛流れをつくることができます。
【使用アイテム】
・ハンオールブロウカラー 05/ロムアンド
・ヴィセ リシェ アイブロウペンシルS/ヴィセ リシェ
・ブルームニュアンス ブロウパレット 02/ジルスチュアート


いかがでしたか?覚えたら一生使える、プロが教える正しい眉の描き方マニュアルをご紹介しました。
アイブロウは少し練習が必要なパーツですが、美しい眉が描けるようになると、メイクのクオリティーが驚くほど上がるので、ぜひ諦めずにチャレンジしてみてくださいね!



この記事のライター
メイクアップアドバイザー
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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