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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。メイクが苦手な方が特に苦戦するパーツといえば、アイブロウですよね。また、アイブロウだけは上手くできないと、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、メイク苦手さん向けの、垢抜けメイク入門マニュアル〜眉編〜をご紹介します。

数あるアイブロウメイクアイテムの中でも、苦手さんが使いこなすのは難しいものがいくつかあるので、まずは今使っているアイテムが適切かどうかを確認してみましょう。
まずはアイブロウペンシルですが、昨今は本物の毛と同じくらい芯の細いアイブロウペンシルが注目されています。
本物の毛のように描けるメリットがありますが、細すぎて線が定まりにくく、苦手さんには不向きです。楕円形や三角、薙刀タイプも肌と芯先の接地面が分かりづらいのでオススメできません。
眉メイク苦手さんは、細すぎないほどよい太さの丸型ペンシルを使いましょう。
次に、アイブロウマスカラですが、苦手さんにオススメなのが、ブラシの細いアイブロウマスカラです。
ブラシの太いタイプは、ブラシにマスカラ液がたっぷり付きやすいので、毛にぼてっと液が付きやすく、肌にも液が付きやすいので、失敗の要因になります。
ブラシの細いタイプは、液が付く量が少ないので、ぼてっとなりにくく、小回りが効くので、毛流れも整えやすく、扱いやすいのでオススメです。

スクリューブラシで毛流れを整えたら、アイブロウペンシルで足りない毛を描き足していきましょう。
眉頭の毛が足りない場合は、下から上に向かって数本描き足します。本数を多く描いてしまうと、眉頭が濃く仕上がってしまうので、隙間を空けて数本だけ描きましょう。
中間から眉尻は、毛流れに沿って、眉の上半分は上から斜め下に向かって毛を描き足し、下半分は下から斜め上に向かって毛を描き足すと、本物毛のように描くことができます。

眉頭から眉尻に向かって色が濃くなるように、まずは眉山から眉尻をパウダーで整えます。
眉尻はぼけていると綺麗な仕上がりにならないので、眉尻はシャープに仕上げましょう。
次に眉中ですが、眉の中心線を少し濃くすると、より眉の骨格が際立つので、ブラシにアイブロウパウダーを取ったら、まずは中心線にブラシを置いて、そこから上下にぼかしながら広げていくようにしましょう。
最後に、ブラシに残ったパウダーを眉頭にふわっとのせます。しっかりつけると野暮ったくなるので、付いてるか付いてないかわからないくらいで大丈夫です。

眉頭は毛を逆立てるように、眉マスカラのブラシを下から上に動かし、眉中はやや斜め上に動かします。
眉山から眉尻は斜め下に向かってブラシを動かし、毛を染めながら毛流れを整えましょう。
ブラシに液がたっぷり付いていると、のっぺりした仕上がりになるので、容器の口で液をよく扱いてから使ってくださいね!
【使用アイテム】
・フィルム眉カラー 1/デジャヴュ
・ヴィセ リシェ アイブロウペンシルS/ヴィセ リシェ
・ブルームニュアンス ブロウパレット 02/ジルスチュアート


いかがでしたか?メイク苦手さん向けの、垢抜けメイク入門マニュアル〜眉編〜をご紹介しました。
上手く描けるようになるまで、少し練習が必要ですが、アイテムを変えるだけで、描きやすさは大きく変わるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!



この記事のライター
メイクアップアドバイザー
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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