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美容ライターの遠藤幸子です。メイクが好きな人にありがちな失敗の一つに、メイクを頑張りすぎてかえってその人本来の美しさが打ち消されてしまうことがあります。特にアイメイクは目力をアップさせようとして逆にキツく見えたり、怖く見えたりすることも。そこで今回は、美人見え手抜きメイクのコツをご紹介します。
パレットタイプのアイシャドウには、4、5色含まれていることが多く、それをうまく重ねると目元に奥行きが出ます。
しかし、メイクテクニックがあまりない人や目が窪んでいたり、まぶたにシワやたるみがあると、グラデーションをうまく作ることができず、もたついた印象に見えることがあります。
また、深みのある色を何色か重ねると、きつく見えたり、クマと一体化して老けて見えたりすることもあります。そのため何色も重ねるより、単色または、2色でシンプルなアイメイクに仕上げる方が美人度はアップします。
2色重ねる場合は1色を明るめの色にし、もう1色を締め色にしてアイラインのように細めに入れるのがおすすめです。
なお、単色、もしくは2色で仕上げる場合、寂しい印象に見えないよう、メインとなるアイシャドウは、下記のようなパールやラメ感が上品で華やかなものを選ぶのが◎。
写真掲載商品左から、
・ダズショップ #HEAT FLOW 16(税抜価格2,500円)
ピンクパールを含んだカッパーブラウン。
・クリスチャン ルブタン タッパロイユ メタリック アイカラー #モルガナイト 720(税抜価格7,000円)
メタリックな輝きを放つローズゴールド。
ひと塗りするだけで女性らしい雰囲気を高め、ドラマティック感が加速する赤リップですが、鮮やかすぎたり、輪郭をしっかりとってから塗ると、古臭く見えたりすることがあります。
そのため、赤リップは、指にとってポンポンとラフに塗るのがおすすめです。ただし、だらしない印象を与えないように唇の輪郭をリップペンシルではなく、コンシーラーなどで整えておくのがポイントです。
写真掲載商品:クリスチャン・ディオール ルージュ ディオール ウルトラ ルージュ #999 ウルトラディオール(税抜価格4,200円)
サテンマットな輝きを放つ王道の赤リップ。ラフ塗りすると、イメージがガラリと変わります。
よく笑った時、運動した後などにほんのりと上気し、バラ色に染まった頬がとてもきれいに見えることがあります。チークは、ほんのり上気した頬を目指してナチュラルに仕上げましょう。
チークの形状でおすすめなのは、クリーム。肌に溶け込んだような仕上がりになり、自然なツヤも出るからです。
それを指ではなく、スポンジに適量とってポンポンとスタンプ塗りするように渦巻きを描くと、ほんのり上気した頬の出来上がり。色は、コーラルピンクなど肌なじみがよく、ほんのりとした血色感を出せるものを選ぶのがポイント。
写真掲載商品:キャンメイク クリームチーク #CL05 クリアハピネス(税抜価格580円)
フレッシュなコーラルピンク。リップにも使えます。
眉は顔の印象を決める重要なパーツです。時間をかけてでも丁寧に仕上げましょう。まずは、左右対象に描くこと。大きな鏡の前で左右のバランスをとりながら描きましょう。ペンシルよりもパウダーの方が、ナチュラルな仕上がりになるのでおすすめです。
最後にスクリューブラシでぼかして濃淡を調整したり、毛流れを整えることもお忘れなく。
メイクの中でも難易度が高いアイラインは、時間を割いて丁寧に仕上げることが大切です。まつげの隙間を埋めるように少しずつ細く描いて目尻側を軽く跳ね上げましょう。
使用するアイライナーは、鮮やかな色は避け、ブラウンやネイビー、ボルドー、グレーなど瞳になじみやすく、アイメイクと相性がいい色を選ぶのがおすすめです。
そもそも素肌が美しい場合には、BBクリームなどを使ってすっぴん風のベースメイクに仕上げてもいいでしょう。
しかし、ニキビや毛穴、クマなどが目立つ肌は、肌のアラをカバーすることが大切です。化粧下地やコンシーラー、コントロールカラーを使ってしっかりカバーしましょう。
そのうえで、自然なツヤが出て薄付きではあるもののカバー力があるファンデを薄めに塗るのがおすすめです。気になる部分があれば、少量重ねるのはOKです。
写真掲載商品、
・インテグレート プロフィニッシュリキッド #オークル20(税抜価格1,600円)
カバー力があるのに厚塗り感がなく、ナチュラルなツヤを生み出すリキッドファンデ。
今回は、美人見え手抜きメイクのコツをご紹介しました。自分のメイクが頑張りすぎに思えたら、ぜひ試してみてください。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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