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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。美肌作りに欠かせないアイテムといえば、ファンデーション下地。様々な種類があり、肌の状態に合うものを選ぶことで美肌効果を十分に発揮してくれます。今回は、空気が乾燥する冬だからこそ使いたい、乾燥崩れ対策にぴったりのプチプラ下地をご紹介します。
下地の大きな役割は、肌のコンディションを整えて、ファンデーションのノリやモチをアップしてくれることです。
ファンデーションの下地を塗った直後の肌は、薄膜が張ったようにキメが整い、肌の細かい凹凸やひっかかりがなくなります。ファンデーションが密着しやすい状態に整えることはもちろん、ファンデーションを塗らなくても光をきれいに反射してするんとしたきれいな肌に見せてくれます。
このほかに、カラー補正効果でシミやクマ、くすみ、ニキビ跡などの悩みやトラブルをカバーしてくれるプラスアルファの役割があるアイテムもあります。
また、メイク後に時間が経過して気になってくる化粧崩れを防いでくれるのも下地の大切な役割です。
化粧崩れというと、皮脂や汗と混ざってテカったり肌色がくすんだりする状態を思い浮かべがちですが、それは「皮脂崩れ」に分類することができます。
冬や春先の空気の乾燥で、肌表面のキメが乱れてファンデーションが密着せずに粉をふいたような状態に見えるのが「乾燥崩れ」です。
肌が乾燥しているときに「皮脂崩れ」用の下地を顔全体に塗ってしまうと、メイク直後はきれいに見えても、時間が経過して肌が乾燥するほどに、よけいに乾燥を進めてしまいます。
日中、ファンデーションが表情じわに入りこんでしまったり、粉っぽくなってしまったり、カサカサする状態に悩んでいる方は、乾燥を防いでくれるタイプの下地をチョイスするようにしましょう。
肌が乾燥しているときは、ファンデーションもクリームタイプやリキッド、またはクッションファンデーションなど保湿効果のあるものが向いています。また、スキンケアアイテムも保湿効果の高いものをチョイスすると◎!
ただし、メイク前にクリームや乳液を使うと、クリームファンデーションがすべって塗りにくくなることがあります。保湿タイプの下地が、塗りたては意外とサラッとしているように感じるのはこのためです。
逆に言えば、保湿タイプの下地で、塗った直後にべたつかないテクスチャーのものの方が、ファンデーションとの相乗効果を得やすいともいえるので、アイテム選びの目安にしてくださいね。
以下は、乾燥崩れを起きにくくしてくれるおすすめのプチプラ下地です。
伝説コスメとよばれるほど人気のセザンヌの下地から、ついに保湿タイプが新登場!
くすみやシミをカバーしてくれるオレンジベージュで、崩れにくさはそのままに長時間うるおいをキープしてくれます。
従来色のピンクベージュとライトブルーは各600円(税抜)。保湿タイプの方がこっくりとしたテクスチャーなのがすぐにわかります。
これなら、顔全体に塗ってもOK!冬でも皮脂でテカるという方は、Tゾーンのみ従来のタイプを使うのもおすすめです。
グリーンとピンクの2色がありますが、肌色がくすみやすい季節はトーンアップ効果のあるピンクがおすすめです。
十分にスキンケアで保湿した肌にファンデーションが塗りやすい状態にしてくれて、さりげなく保湿効果をキープすることができます。
同じくちふれの人気下地「メーキャップ ベース クリーム 300円(税抜)」も、なかなかの名下地ぶりを発揮してくれます。
こちらは紫外線防止効果がうたわれていないので、日焼け止めと合わせて使う方がいいかもしれません。どちらも肌表面をなめらかにしてくれる効果は絶大!
こちらも、べたつかないのに保湿効果が優秀なプチプラ下地です。ファンデーションがぴたっと密着して肌色がトーンアップ!ファンデなしでも美肌に見えるのですっぴん風メイクにも。
湿度の低い季節は肌が乾燥しやすく、乾燥をそのままにしておくとバリア機能が低下してさまざまな肌トラブルが起きやすくなります。
メイク効果はもちろん、肌そのもののためにも保湿効果のある下地を使うべき!お気に入りを見つけて、うるおいのある美肌をキープしちゃいましょう!
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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