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コスメコンシェルジュ、美容ライターの斎藤明子です。年齢よりも老けて見えるリップメイクにはパターンがあります。例えば、縦じわの目立つツヤのないリップもそのひとつ。今回は、NGリップメイクのパターンを挙げてみました。ぜひ参考にして、初春のメイクを思いっきり楽しんでくださいね!
寒さや寝不足で血行が滞り、顔色が悪くなっているときにくすんだピンクやバーガンディのリップを塗ると、顔色全体が余計にくすんで老けて見えます。
コンディションが悪いときほど、健康的な血色感の延長のようなカラーが顔色を冴えて見せてくれます。
くすみピンク以外にも、ピンクベージュやブラウンなどのリップカラーを使うときは、ベースメイクにほんのりツヤを意識した方が若々しく見えます。
顔色にぴったりのカラー&彩度のリップを選べば、老け見えせずにトレンドメイクを楽しむことができます。まずはご自分の顔色に似合うカラーの傾向を知って、顔色をきれいに見せてくれるカラーをチョイスしましょう。
パーソナルカラーについては、▶「リップが似合ってないと大事故に…!パーソナルカラー別♡絶対似合う最強リップはコレ!」の記事をぜひご一読くださいね。
ここ数年マットリップの人気が続いていましたが、今年の春は、リップメイクのメイントレンドに濡れたようなツヤ感が戻ってきます!
透明感とツヤのないリップはしわっぽくなりがちで老け見えのモト。今すぐ、画像のようなツヤと潤い感のあるリップメイクにシフトチェンジして!
きちんと感のあるシーンで使いたいマットなリップは、保湿効果があるものをチョイスして。
時間が経っても乾燥じわが目立ってこないように、リップトリートメントを下地として使うのもおすすめです。
くっきりしたリップラインは、きちんとした印象を装いたいフォーマルなシーンや、華やかなパーティなどにはマッチしますが、どうしてもナチュラルメイク全盛の時代感にマッチしていない雰囲気が出てしまい、年齢よりも老けて見えてしまいます。とくに高発色のレッドリップのときは注意して!
また、リップの外側を濃いカラーで縁取り、内側を薄いカラーで埋めるグラデーションリップは、唇を立体的に見せてくれるのには効果的ですが、ここ数年のエフォートレスな雰囲気が主流のメイクでは、内側から外側に向かって淡くぼかしていくほうが、自然でかわいい表情にメイクできます。
唇の輪郭よりも少し狭めにリップを塗り、外側に向かって綿棒を細かく動かしながらぼかしていきます。
時間がないときは、中指で輪郭を細かくポンポンとたたきながらぼかせばOK!力を入れず、軽くたたくと自然にぼかすことができておすすめです。
ほんの少しのニュアンスの違いで、顔全体の印象までも変えてしまうリップメイク。
今回は老けて見えるNGパターンをご紹介しましたが、まずはリップそのもののコンディションを整えることも大切です。リップバームでやリップクリームでのケアを行うことを心がけて、春らしい軽やかなリップメイクを楽しんで。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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