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美容ライターの古賀令奈です。最近はマスクばかりで「どうせ見られないから」と、リップメイクをおろそかにしていませんか?水分補給や食事などマスクを外すタイミングは少なくなく、その注目度は意外に高いものです。今回はマスクを取ったときにブス見えしてしまうNGリップメイクをご紹介します。
マスクを外したら、リップがヨレて口周りににじんでしまっていた経験はありませんか?
シアータイプのようなテクスチャーがゆるめのリップはなめらかで軽いつけ心地ですが、性質上こすれに弱くマスクの摩擦によってにじみやすくなるので、マスクメイクにはオススメしません。
マスクをつける日にシアーリップをつける場合は、ティッシュで押さえたりフェイスパウダーを重ねたりしてリップの密着力を高めたほうがよいでしょう。
本来の質感が損なわれてしまうのが気になる場合は、リップの上からリップコートを重ねるとつややかな仕上がりをキープできます。
マットリップはマスクへの付着を防ぎ、色モチにも優れたアイテム。しかし、乾燥しやすい側面もあるため、塗布前にしっかり保湿しておきたいところです。
保湿なしでマットリップを塗ったり、ティッシュオフのしすぎで水分・油分が失われたりすると、唇の乾燥や荒れを招いてしまいます。
さらにガサガサした状態の時のマットリップは、コンディションの悪さが目立つためNGです。唇のコンディションが悪い時はマットリップを控え、保湿力の高いリップや色つきリップなどを使った、ケア重視のメイクに切り替えることをおすすめします。
口もとはマスクで隠れている場所だからこそ、外した瞬間に見たくなる人も多いもの。しかし、注目度が高いにもかかわらず、色移りが気になってノーリップで過ごしてしまう方が少なくないようです。
口もとに血色がないと顔色が悪く見えてしまい、疲れた印象を与えたり、老けて見えたりしがちなのでNGです。知らぬ間に注目され、がっかりされてしまうことも。
水分補給や食事などでマスクを外すタイミングは少なくないため、淡い色のリップでいいので最低限の血色は与えておきましょう。
色モチのいい鮮やかなリップを使っていると、メイク直しをせずに夕方まで過ごす方も多いのではないでしょうか。マスクをしていると口もとが隠せるため、メイク直しへの意識も下がりやすいでしょう。
しかし、鮮やかなリップを使っていると、一見色が残っているようでも色ハゲが散見されることが。色が濃いほどムラは目立つため、マスクを外したときに残念な状態になってしまいます。
色モチ効果を狙い鮮やかなカラーのリップを使う時は、ベタ塗りはNGです。
鮮やかなリップを使う日は、中央を濃く塗り、唇の輪郭を薄く塗ると色ハゲが目立ちにくくなりますよ。
マスクを外せない生活だからこそ、マスクを取ったときは口もとに視線が集まるもの。一瞬の印象は根強く残るため、その印象を大切にしたいですね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1852
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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