更新日:2020年9月3日 / 公開日:2020年9月3日
美容ライターの遠藤幸子です。メイク好きな人こそつい力が入るアイメイク。テクニックを駆使して作り込んだアイメイクが実は目を小さく見せてしまうことがあります。今回は、あえてアイライナーを使わず抜け感を出すことによってデカ目を作る方法をご紹介します。
アイライナーを引くと目ヂカラはアップしますが、目にフレームを作ることで目を小さく見せてしまうことがあります。
同じようにアイシャドウも複数色を使ってグラデーションを作ると立体感が出るように思えますが、色選びやメイクの方法によっては目を小さく見せてしまうことに。
抜け感デカ目を作るためには広がりを持たせることが大切です。そのためにはアイシャドウは肌なじみのいい色ひとつをメインカラーとし、そのメインカラーの延長線上にある深みのある色をもうひとつ用いて、さりげない立体感を作ることがポイントになります。
マスカラはロング効果とセパレート効果にこだわって選びましょう。
今回使用するアイテムは下記の通りです。アイシャドウ、マスカラの順にご紹介します。
写真左:ヴィセ アヴァン シングルアイカラー クリーミィ #102 800円(税抜)
クリームタイプのアイシャドウ。のびがよくなめらかにまぶたに広がり、美しいツヤを生みます。フィット力があるのでヨレたり崩れたり二重に埋まったりしにくいのも◎。
パウダーアイシャドウを重ねて使うと粉飛びしにくくなるのも、おすすめのポイント。
102番はほんのりとした温もりを感じさせる明るいブロンズ。イエベ、ブルベ問わずなじみ、安っぽくないツヤ感といい抜け感デカ目を作るのにぴったりです。
抜け感デカ目メイクにはゴールドのアイシャドウがイチオシですが、ブルベの方は苦手とする色。ブルベの方は青みよりのトープやピンクといった色で明るめのもので、パールの粒子が細かいなものを選ぶのがおすすめです。
ヴィセ アヴァンの同商品だと#103、#104あたりをチェックしてみてください。
写真右:キャンメイク パーフェクトスタイリストアイズ #19 780円(税抜)
パウダータイプのアイシャドウ。5色入りなのですが、デカ目メイクにおすすめなのは左下の赤みブラウンです。目元を軽く引き締め重くなったり目のフレームをしっかり作ってしまう心配もない適度な明るさが魅力です。
また、赤みがあることによって女性らしい眼差しに仕上げることもできます。
スウォッチはこちらです。画像左がヴィセ アヴァン シングルアイカラー クリーミィ #102、画像右がパーフェクトスタイリストアイズ #19の左下の赤みブラウンです。
マスカラはブラックでもOKですが、柔らかい雰囲気に仕上げたいならブラウンがおすすめです。
カロミー リアルロングマスカラ #ブラウン 1,500円(税抜)
明るすぎないブラウンで地まつ毛に溶け込むようになじみ、ダマになることなく自然な長さを出してくれます。
また、さりげなく目元を引き締め、まつ毛の印象をアップさせるのでデカ目メイクにピッタリです。
皮脂や汗、涙、水に強いのにお湯でスッキリ落とせるのも◎。
① ヴィセ アヴァンのブロンズカラー(画像①)を指でアイホール全体に塗り、下まぶたの目頭から3分の2あたりまでチップで塗る。
② キャンメイクの赤みブラウン(画像②)をチップで細く上まぶたの目尻側3分の2と下まぶた3分の1まで塗る。
③ ビューラーを使い、まつ毛を上げる。この時、目頭部分もできるだけ白目にかからないようにするのがデカ目に見せるポイント。
④ ブラウンのマスカラを上まつ毛の目頭から3分の1程度の部分を除いて塗る。まつ毛も抜け感を出すことで広がりを出しデカ目に(下まつ毛は全部塗りましょう)。
特に注意したいのが、上まぶた目頭側の部分。上の画像の白い丸で囲った部分ですが、ここにはマスカラも引き締めカラーも使わないのが重要です。そうすることで抜け感を作ってデカ目に仕上げることができます。
いかがでしたでしょうか。今回は、アイライナーを使わず抜け感を出すことによってデカ目を作る方法をご紹介しました。ぜひお試しください。
※記事内の商品価格は筆者購入時の価格です。
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