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美容ライターの遠藤幸子です。長引くマスク生活の中で、一気にポイントメイクの単独主役に躍り出たアイメイクについて今一度見直したいところ。今回は、絶対にプロがやらない残念アイメイクと改善テクニックをご紹介します。

GUからこの秋誕生したパレット。アイシャドウとしてだけでなく、チークとして使うことができる便利なアイテムです。しっとりとしてフィット感のある粉質で粉飛びしにくいのも◎。

まばゆいほどの煌めきをプラスするグリッターシャドウ。透け感のある発色でいつものアイシャドウに重ねるという使い方がベスト。
かなりキラキラするのでさじ加減がやや難しいアイテムでもあります。

マルチパレット、グリッターアイシャドウの順に重ねます。マスカラ、アイライナーはブラウンを使用しています。

アイシャドウをぼかさずにたっぷり塗る人がいますが、これはNG。特に鮮やかなアイシャドウを塗る際は注意が必要です。
使用するツールも大事で、チップを使うと濃くつきぼかしにくくなってしまいます。アイシャドウの付属品はあくまでもお直し用と考えましょう。
使用するツールは、基本的にはブラシがおすすめ。目の際を濃く眉に向かって淡くなるようブラシを動かしましょう。

数多くのカラーを含んだパレットが多数販売されています。店頭で購入する際、すべてのカラーを使うアイメイクを提案されるかもしれませんが、余程のメイク通でなければ全色使いこなすのは難しいです。
そのため上まぶたに乗せる色はハイライトカラーを除いて多くても2色までとするのがベストです。
それでは捨て色が出てしまう、ともったいなく感じられる人は下まぶたにポイント使いしたり、次回パレットを使う時に組み合わせを変えてメイクしてみましょう。

煌めきやツヤを与えて華やかな雰囲気に仕上げるパールやラメ。粒子の粗いものを選んだり、広範囲に塗ったりすると、ギラギラテカテカして品がなく安っぽく見えることがあります。注意しましょう。
パールやラメを目もとに纏う時には、粒子が細かく品よく見えるものを選ぶことを大前提に、ブラシでまぶたの中央部分にふわっと纏うことが大切です。

アイメイクというと、上まぶただけ丁寧に作り込む人がいますが、これはNG。なぜなら、アンバランスになったり、目の下のクマが余計に目立ったり、下まぶたの印象に引きずられてアイメイク全体の印象が薄れてしまうことになるからです。
では、下まぶたはどのようにメイクすればいいのかというと、基本的には上まぶたにある程度合わせる必要があります。
そのため、上まぶたに使用した明るいカラー、もしくは同じパレットに含まれる別の明るいカラーを下まぶたの目頭側に、締め色を目尻側に細く入れるとしっくりときます。
いかがでしたでしょうか。今回は、絶対にプロがやらない残念アイメイクと改善テクニックをご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、素敵なアイメイクを楽しんでください。
この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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