更新日:2020年12月22日 / 公開日:2020年12月22日
日本化粧品検定1級、コスメコンシェルジュの元美容部員、藤田あみです。30代の大人女子になっても、まだ20代メイクを続けていませんか?可愛いてんこ盛りばっちりメイクだと、逆に老けて見えるかも。20代のばっちりメイクから卒業して、やわらかさのある大人優しげアイへとステップアップしましょう。
とにかく自分を主張したい20代のメイクでありがちなポイントは、気合を入れすぎて目の周りを真っ黒にしてしまうこと。パーツ1つ1つに手を抜かず、しっかりと存在感を出してしまいがち。
真っ黒ライナーで目の周りのフレームを強調するのはNG。この黒々しい目元は、30代半ば以降の人にありがちな傾向ですが、ひと昔前の古くさい顔に見えてしまいます。
いかにデカ目に見えるかを競ってきた20代メイク。でも、30代になってまでお人形のようなデカ目の演出は必要ありません。
ボリューム満点のつけまつげや、長すぎるまつげエクステは、誰が見ても一目瞭然の不自然さ。
自まつ毛でさりげない目力のある瞳が30代らしい、こなれ感のある目元が大人の証です。
アイメイクにはキラキラのラメが欠かせない!という人も多いでしょう。でも、ラメは可愛いからと大粒のラメをたっぷりつけて似合うのは20代まで。
30代でもラメを乗せたいなら、粒子が細かいものを選びましょう。
クールな大人っぽい強めメイクが流行した20代の頃には、スモーキーなブラウン3色横グラデーションが多く見られましたね。
でも、30代になってスモーキーなブラウングラデをしてしまうと、カッコイイではなく、ただ目元が疲れて見えてしまうんです。
3色グラデーションも重く見えがち。
30代は温かみのあるメイクで大人の余裕を出しましょう。
30代やさしげメイクを作るなら、アイラインはアイシャドウとペンシルライナーでつくりましょう。
主張しすぎないことがアイラインの第一条件なので、アイシャドウの締め色を細く、目元にアイラインの代わりに細いブラシで塗ると◎
アイラインは、ブラックより優しいブラウンがベターです。頑張りすぎてない、大人の余裕が生まれますよ。
アイシャドウの色選びも大切なポイント。
30代の大人アイを目指すなら、ブラウンではなくイエベさんならオレンジやベージュ、ブルベさんならモーヴピンクやピンクベージュがおすすめです。
ブラウンよりも格段に目元が明るく、さりげなく大人っぽい目元に仕上がります。
30代らしい大人っぽい優しげメイクにはナチュラルな自まつげが必須。
そこでマスカラが重要なアイテムとなりますが、おすすめなのはコームタイプです。まつげ一本一本に対して、クシをとくようにマスカラ液がつくので、ダマになりにくく盛りすぎず、自然で綺麗にコーティングしてくれますよ。
毛先にたっぷりとボリュームを出そうとせず、根本から丁寧に塗り、重ね塗りしすぎないよう注意しましょう。
30代の優しげメイクにラメは絶対必要ではありません。ラメがない方がこなれ感が出るからです。
もし優しい中にも華やかさが欲しいなら、まぶたを閉じた時に見える、黒目の上あたりだけにラメをちょこんと乗せるのが、大人可愛いのポイントです。
主張強めの重たい目元は20代でサヨナラ。黒っぽい目元で強さを前面に出さず、30代は柔らかさを意識してみましょう。
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