更新日:2020年12月24日 / 公開日:2020年12月24日
コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子です。メイクのなかでも、いちばん難しいともいわれている眉メイク。マスターしたつもりでいても、その日のコンディションでイマイチに見えてしまうことがあります。そこで、今回は眉メイクの仕上がりが残念になってしまうあるあるポイントとその解決方法をご提案します。
ペタッと貼りついたような不自然な眉毛になってしまう原因のほとんどは、濃すぎる眉頭のせい。ぼかし方に失敗してしまうと余計に不自然な眉毛になってしまいます。
また、メイクしたてはいい感じにぼかせていても、時間の経過とともに崩れて消えてしまい、描き足したとたんにイマイチ眉毛になってしまった!というのもよくある話。
柔らかめのアイブロウペンシルを雑にぼかすと皮脂と混ざり合いぺったりと貼りついたような眉毛になってしまうので注意して!
眉メイクのプロセスを眉頭から始めると、どうしても眉頭が濃くなってしまいます。強すぎる眉頭でいつも失敗してしまいがちな方におすすめなのは、眉メイクを眉毛の下側から始める方法です。
まず、眉ラインの下の部分のアイとラインを硬めのアイブロウペンシルで描きます。次に上側のフレームを描いて、半分から外側のフレーム内にパウダーで色を乗せます。
眉頭にはアイブロウペンシルは使用せず、毛流に沿ってブラシに残ったパウダーを乗せると濃淡調整がしやすく眉全体がきれいに仕上がります。
濃すぎる眉頭と同じくらいに、上手に仕上げにくいのが眉尻。よくあるのが、なだらかなラインづくりを意識し過ぎて、眉からはみ出して眉尻を長く書きすぎてしまうこと。
眉尻の処理でナチュラルに見えたり、作り込み眉毛に見えたり…。きれいにもぼさぼさにも見える決め手のポイントとなるので注意が必要です。
まずは、自分がどんな眉毛を目指しているのかをしっかり決めてから、スタイリングを始めるようにしましょう。
平行眉かアーチ眉か、といったフォルムの違いで眉尻の処理は変わってきます。
すっきりと整えるには、筆ペンタイプの眉ライナーで丁寧に眉のラインをなぞるようにそろえていきます。色は、眉尻の存在を強調し過ぎないくすんだグレーやくすみブラウンがおすすめです。
眉マスカラやカラーパウダーで眉を軽やかにするのが、常識になりつつあるようです。
でも、気をつけたいのは、カラーをオンしたときの不自然なグラデーションです。特に、眉毛のない部分にペンシルで色を描き足している方は、地肌についた眉カラーと眉毛にからんだカラーの違いで、なんとなく雑な印象に見えてしまうことも。
テクニックなしでも眉メイクをきれいに仕上げるには、眉マスカラの使用がおすすめです。眉毛の元々の色より少し明るいカラーを、毛流れに逆らうようにからませて、最後に毛流れを整えます。
カラーパウダーを使うときは、眉下の部分を狙ってくすみブラウンでグラデーションつくるか、ニュアンスを眉毛のある部分全体にむらなくのるかのどちらかに。
眉メイクがイマイチダサく見えてしまうポイントとその解決法をご紹介しました。
ほんのひと手間で驚くほど雰囲気が変わるので、なんとなく眉毛が垢抜けない印象になっていると感じたときは、ピックアップしたポイントをぜひチェックしてみてくださいね。
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