更新日:2021年2月3日 / 公開日:2021年2月3日
コスメ&メイクライターの古賀令奈です。眉はメイクの格を左右する重要なパーツ。大人らしい上品さを意識しつつ抜け感も重視すると、落ち着きをもたせた明るく今っぽい表情に仕上がります。そこで今回は、40歳以上の女性が眉メイクで気をつけたいポイントについてお伝えします。
時間のない朝は手早くメイクを済ませたいですが、どうか最初のひと手間を。
眉を描く前に土台となる毛を整えておくと、洗練された仕上がりにつながります。
事前のコーミングによって、眉についた余分な粉やファンデーションが落ちますし、毛流れの乱れも整います。毛が足りない場所がどこなのかも分かりやすくなるので、メイクのしやすさもアップするでしょう。
使用するのは、スクリューブラシ。コーミングだけでなく、描いた眉をぼかしたいとき、失敗した部分を消したいときにも活躍するため、眉メイクの必需品となるアイテムです。
筆者のお気に入りは、京都 六角館さくら堂「カールアップブラシ」(税抜1,100円)。まつ毛のカールアップに特化したアイテムですが、眉にも使いやすくて愛用しています。
眉頭は毛を立てるように、眉中からは毛の流れに沿ってブラシを動かしてください。これだけで下準備は完成です。
眉メイクは奥深いもの。手間やツールを増やすほど理想の仕上がりに近づきやすくなりますが、やはり最小限でキレイに仕上げたいのが本音ではないでしょうか。
アイブロウペンシルは眉尻をスマートに描くことができて便利ですが、太めの芯だと細部までこだわるのはやや難しいかもしれません。
そこでぜひ用意していただきたいのが、セザンヌ「超細芯アイブロウ」(税抜500円)。眉毛を1本ずつ描くことができ、繊細な仕上がりを実現できる優秀なアイブロウペンシルです。
眉尻は1本ずつ毛を足すように少しずつ描いていきます。そして、眉中は毛のない部分にのみ描き、スクリューブラシでぼかしてください。これを数回繰り返すとまるでパウダー仕上げのようなふんわり感も演出できます。
眉頭は何も描かなくてOK。ここに抜けをつくることで、表情が軽くなります。
眉の毛量が多い方、毛が黒く太く目立つ方は、ペンシル仕上げだと重たく感じる可能性が。抜け感をプラスしたい場合は、眉マスカラで明るさをアップさせましょう。
ポイントは、髪の色を基準として考えること。髪の色みとそろえてワントーン明るいカラーを選ぶと、明るく華やかな雰囲気になります。
おすすめなのが、エクセル「カラーオン アイブロウ」(税抜1,200円)。ふんわりとやわらかな毛流れに整え、眉に抜け感をつくってくれるアイブロウマスカラです。筆者は髪色に合わせてCO03 ピーチブラウンを使いました。
眉マスカラを塗るときは、毛流れに逆らうように塗ります。眉頭を塗るときは、軽く顔をしかめながら毛を起こすようにブラシを動かすと塗りやすいです。
次に、毛流れに沿って塗り、立体的な眉に仕上げましょう。
筆者が今回のメイクで重視したのは、毛流れと軽やかさ。立体的で躍動感がありつつも、描き込みすぎていないナチュラル感が、大人の余裕と上品さを漂わせるのではないでしょうか。
プチプラのペンシルと眉マスカラで完成するので、ぜひ試してみてくださいね。
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