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スキンケアの仕方★憧れの極上肌を手に入れる!

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「美」にまつわる著作を多数出されているセルフエステの第一人者、出口アヤさんがmichillのみなさんにこっそり教えてくれる「もっと美しくなるためのメソッド」。第四回目は、「潤いのある美しい肌を手に入れる方法」。毎日たった数分で、ハッとするような魅力溢れる女性に!?

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目次

この記事を試すのにかかる時間

  • クレンジング 3分
  • 肌の保湿 3分(乾燥の程度による)
  • UVケア 3分

まぶしいほどの美肌を作る方法

女性なら誰しも、「いつまでも美しくありたい」という願望を持ち合わせているものです。この世に女という性を受けて生まれてきた以上、それは遺伝子に組み込まれている感情といっても、過言ではありません。しかし、30代ともなれば、年々素肌の衰えを感じやすくなりますし、美肌の維持には手間がかかるようになります。

michill読者のみなさま、こんにちは。美容家兼・(社)国際セルフエステアカデミー代表理事の出口アヤです。私はエステティシャンとして、2万人以上の女性を施術してきました。その結果、ハッとするような魅力のある女性には、共通した特徴があると気付きました。それは、みなさん年代に関わらず「お手入れの行き届いた肌」をしているということです。肌の美しさが、独特のオーラを放つといってもいいでしょう。

だからといって、エステに通う必要はありません。今の年齢の肌と向き合うこと。本当に自分に合ったスキンケア用品を使うこと。そして、ほんの少しだけでいいから手間をかけること。一日、たったの数分でも、構わないのです。あたりまえのことを丁寧に行うことが、美肌を保つためには大切です。

極上肌をつくる、スキンケア3つの法則 その1

【正しいクレンジングが必要】

日々のスキンケアの中でも、特に重要なのがクレンジングです。クレンジング剤には、オイルや、ジェル、ローションなど、色々な種類があり、どれもタイプによって特徴が異なってきます。

「ポイント1」
私がお勧めするのは、何種類かを使い分けること。
お顔全体には、肌なじみがよく刺激の少ないミルクタイプのクレンジングを使用します。
ポイントメイクはオイルを使用します。

油と水をなじませる界面活性剤の中には、お肌への刺激が強い物があります。お肌の敏感な方は、天然の界面活性剤であるレシチンやサポニンなどが配合された、オーガニック系のものを選ぶとよいでしょう。

「ポイント2」
クレンジング剤はケチらないでたっぷり使うことが大事。
量が少ないと肌へ摩擦が大きくなり、しみやシワの原因となります。
500円玉程度の量で、たっぷりと使うのがコツです。

【正しいクレンジングの方法】

●使用するもの
・クレンジングオイル(ホホバオイルなど) 500円玉大
・26度?28度の温かいお湯

●方法
1.ゴシゴシと刺激をしてしまうとシワやクマの原因となりますので、優しく丁寧に落していきましょう。目元は皮膚が薄く、とてもデリケートなゾーンです。ですが、化粧残りが多く、色素沈着しやすい箇所でもあります。

※ポイントメイクの部分を落とす場合、私は植物性のオイル(ホホバオイルなど)を綿棒に湿らせ、できるだけソフトに落していきます。

2.次に、クレンジングオイルを手の温かさで温めて、頬全体、額全体、鼻筋、あご先、フェイスラインの順に塗布します。

3.人差し指、中指、薬指の3本の指の腹を使って、くるくると、らせんを描きながら化粧汚れを浮かしていきます。

4.充分にメイクが浮いてきたところで、ぬるま湯を少し含ませ、もう一度お顔全体にらせんを描くように、汚れを浮かしていきます。

5.クレンジングはスキンケアの中でも、最もお肌に負担をかけるものです。できるだけ素早く、できるだけ丁寧に落していくのが美肌を保つ秘訣となるのです。

6.最後はぬるま湯で、充分に洗い流します。髪の生え際に残ったクレンジング剤は、肌トラブルの元になります。流し残しがないように、しっかりと落としていきましょう。

この時、お湯の温度は26度~28度がベスト。体を洗う時に、同じ温度のお湯でお顔の汚れを落してたと言う人は、今すぐ止めて!お湯の温度が高すぎると、ますます乾燥を招く事になります。

極上肌をつくる、スキンケア3つの法則 その2

【干し椎茸理論!充分な保湿が大事】
オフィスや外出先での冷暖房で、お肌は万年乾燥の状態…。シワや、たるみ、吹き出物など、潤い不足が肌のすべてのトラブルを招くといっても過言ではありません。乾燥の酷い時期は、角質層の潤いが失われていて、お肌は砂漠のような状態です。ですから、美肌を手に入れるには充分な保湿が必用なのです。

「乾燥が気になるから、いつもより高価なクリームを使う」という人がいますが、これは大きな間違いです。ここで、「干し椎茸」をイメージしてください。

乾燥して干からびた状態の干し椎茸を、ふっくらした状態にする場合には、水分を充分に含ませますよね。高級なオイルをいくら塗ったところで、ふっくら戻りません。水を与えないと、ふっくらとした椎茸にはならないはずです。

それと同じように、乾燥で悩む人の肌には、クリームの脂ではなく、保水が必要なのです。肌の水分が足りていないのに、いくら高級なクリームを塗ってもムダになってしまいます。

乾燥肌は、のどが渇いて、たっぷりの水を欲しがっている状態と同じようなもの。お肌にも、たっぷりの水を飲ませてあげる必要があるのです。でも、ただの水だと、お肌に浸透しません。そこで、化粧水の登場です。化粧水を使うコツは、たっぷりと使うことです。

【正しいスキンケアの方法】
●使用するもの
・化粧水 たっぷり

●方法
1.手の平に、たっぷり化粧品を取ります。
2.お肌に水分を浸透させるように、手の平でお肌をパシャパシャと軽くパッティングします。
3.お肌が化粧品を吸い込まなくなるまで、数回繰り返します。
中途半端な水分補給ではなく、「お肌にはもうこれ以上水分が入っていかない、肌が潤った」と感じるまで繰り返し、お肌に水を含ませるのです。
4.手のひらと顔の皮膚が吸い付くように変化してきたら、充分に保湿ができたという合図!
保水力が落ちていると思う人は、これを3分以上繰り返すことをお勧めします。

さらにお勧めは、シートマスクです。私は4年前からシートマスクを毎日使用しています。365日、毎日保水を心がけることで、確実に肌は変化しますよ。自分のお肌に合うものであれば、安価なものでも充分。持続する事が、大切なのです。

極上肌をつくる、スキンケア3つの法則 その3

【紫外線は、百害あって一理なし!厚塗りUVケアのすすめ】
美容関係者の世界では、「紫外線は、百害あって一理なし」と言われています。なぜならば、紫外線を浴びることによって、お肌の乾燥やしみ、シワの原因をつくることになるからです。それだけでなく、紫外線のあたり過ぎは老化の元である活性酸素を大量に生み出すことにもなるのです。

家の中で家事をする主婦の中には「外出をしないからUVケアをしない」という方も多くいます。ですが、紫外線は窓を通して家の中にも侵入してきます。いつまでも若々しいお肌でいるためには、外出の有無に関わらず、しっかりとしたUVケアは必要となるのです。

だからといって、SPFの高い日焼け止めさえ使っていればいいということではありません。SPFの高い日焼け止めは、洗顔で落とすことが難しいため、洗う時の刺激が強くなり、肌への負担もかかってしまいます。注意してください。日焼け止めのSPF通りの効果を出すには、日焼け止めをかなりの厚塗りにしなければなりません。

その量はなんと、手の平にアメリカンチェリー1つ分といわれています。それを全部お顔に塗ってしまうと、真っ白いお化けのような状態になってしまいますよね。ですから、紫外線から肌をガードするには、2時間ずつ、分けて塗り直すことが理想的です。ただ、外出先でそこまでやろうとしたら少し大変ですよね。

外出先では、パウダーでファンデーションをこまめに密着させましょう。さらに、帽子を被ったり、日傘をさすなどして紫外線対策をすることが大切です。

また、目から入る紫外線をカットするためにサングラスは有効です。日に当たっていなくても、目から入った紫外線に脳が反応して「メラニンを作れ」という指令を肌に送ります。その指令を受けた肌は、しみの原因となるメラニンを作り出すので、肌に直接紫外線があたらなくてもしみになります。ですから外出時には、できるだけサングラスをするのがオススメ。

私は外出の際、日陰を見つけて日陰から日陰へ移るように移動をしています。一緒に歩いている人からは忍者のようだと笑われていますが。でも、ほんの少しの意識で数年後の肌が変わってくるのであれば、その努力も惜しくはありませんから。

ちょっとした意識で、あなたも極上肌になれる

いかがだったでしょうか?ほんの少しの意識で、数年後の肌が変わってきます。毎日のケア方法を、少しだけ意識して丁寧に行うだけで、1年後・3年後・5年後のあなたのお肌は、確実に変化していきます。ぜひ、日頃のスキンケアをちょっとだけ意識して、憧れの極上肌を手に入れて下さいね。



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この記事のライター

出口アヤ

会員制エステで店長を経験した後、麻布十番でエステサロンを開業。23年のキャリアの中で、芸能人・セレブなどのべ2万人以上を施術。独自で編み出した即効性と、確実に変化をつくる技術を持つことから次世代ゴッドハンドと呼ばれ、女性誌やメディアで多数活躍する。現在の主な活動としては(社)国際セルフエステアカデミーにてインストラクターの育成、コンサルティング事業ではサロン経営の総合プロデュースを手がける。

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