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コスメコンシェルジュ・美容ライターの斎藤明子です。顔の印象を大きく左右する眉毛。垢抜けて見える眉毛メイクの重要なポイントは、何と言っても顔型とのバランスになります。そこで、今回は、丸顔さん、面長さん、逆三角さん、ベース型さんそれぞれに似合う、垢抜け眉メイクをイラストでご紹介します。
顔の理想の縦横比は、図のように横1に対して縦が1.4です。この縦横比で、骨や肉感が目立たず全体になだらかな曲線を帯びているのが理想の卵型。
理想の縦横比より横に長く丸い印象なのが丸顔さん、縦に長いのが面長さん、そしてエラが張っているのがベース型さん、顎が鋭角的でとがっているのが逆三角さんです。それぞれの顔型に似合うのはどんな眉なのか?を見ていきましょう。
顔の縦幅と横幅の比率がほぼ同じで、輪郭が曲線で構成されている丸顔さん。可愛らしい印象が魅力です。
直線の眉毛では丸い輪郭がかえって目立ってしまうので、なだらかなカーブのアーチ眉がおすすめです。細すぎると顔が大きく見えてしまいます。
ただし、太すぎても垢抜けた印象にならないので、ほんの少し太めという印象を目指してフォルムを整えましょう。
眉メイクポイント
眉が濃い人は全体をアーチ眉型にカットして、パウダーで色をのせて抜け感を出すようにメイクしましょう。眉マスカラも毛流が整っておすすめです。
眉が薄い人は、1本1本毛をプラスするように足りない部分を描き足すし、全体をパウダーで軽やかに。
顔の横幅に対して縦幅の比率が多い面長さん。大人っぽく、落ち着いた印象が特徴です。
顔の縦幅をカバーするために、眉毛は少し長めのストレート眉に整えましょう。スタイリッシュな印象の眉毛に整えると大人顔さんの魅力が引き立ちます。
長い毛足ははさみでカットして、きれいなストレート型に整えていきます。
眉頭から眉尻までびっしり色を重ねると平面的な印象になってしまうので、眉頭は少し薄めに、真ん中は濃い目に、抜け感をまとうイメージで色を乗せていくようにしましょう。
ペンシルでストレートなフォルムに整えようとするとのっぺりした印象になってしまうので、パウダーで色を乗せながらペンシルで足りない部分に眉毛をプラスしていきます。
繊維入りの眉マスカラもおすすめです。
エラが張っていて骨ばった印象のベース型さん。骨がしっかりしていることから信頼感のある雰囲気なのが魅力です。
顔型にフィットするのは太めで長いアーチ眉。眉山はぜったいに目立たない方が似合います。
また、長めにスタイリングすることで顔の横幅とエラ張りが目立ちにくくなりおすすめです。
スクリューブラシでしっかりと毛流れを整えて、もともときれいに整ったようなナチュラルな太めのアーチ眉にスタイリングします。眉マスカラがおすすめです。
長さが足りないときはペンシルで眉尻を足すように描いていきます。
もともとの眉毛が薄くても、眉山のない太めで長めのアーチ眉を目指した方がバランスがいいので、しっかりと発色する顔色に合った柔らかめのペンシルを用意して丁寧に描いていきましょう。
発色が強いと不自然な印象になってしまうことがあるので、ブラシでぼかしてナチュラルな印象に仕上げましょう。
顔の縦横幅には関係なく顎が尖っていて鋭角的な印象の逆三角さん。ちょっとクールに見える方も多いようですね。
顎が細い分、ハチというおでこから頭にかけての横幅が張って見えることがあるので、眉毛は長めに整えます。
鋭角的な輪郭なので弧を描く曲線眉毛よりも平行眉毛が似合います。
平行眉毛のフォルムにしっかり整えることが大切です。
目の角度に対しての角度がきれいな仕上げのポイント!目の下の輪郭の角度と平行になるよう鏡を遠くから見てしっかりチェックし、スタイリングするようにしましょう。
まずペンシルで平行眉毛の外枠だけを描き、その枠の中にパウダーで色を付けていくとうまくいきます。
最後に、遠くから見たときにのっぺり見えないよう、眉頭と眉尻を少し薄く仕上げていきます。
それぞれの顔型に似合う垢抜け眉毛のスタイリングをご紹介しました。
眉毛が濃い人と薄い人では、それぞれスタイリングのやり方が違うので、ご自分の顔型とともに眉毛の状態をチェックして、似合う方法を選んで眉メイクしてみてくださいね!
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この記事のライター
コスメコンシェルジュ
斎藤明子
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美容ライター。広告代理店、編集プロダクションを経てフリーランスに。現在は、日本化粧品検定1級コスメコンシェルジュ、AEAJアロマテラピー検定1級、ヘルスフードカウンセラーの資格を活かしweb・雑誌等にて執筆。メイクからインナービューティまで、美容法を提案&発信しています。記事内イラスト制作:suzuka(https://profile.hatena.ne.jp/cosme_suzuka/)
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