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長年積もった無茶で、身体のあちこちが悲鳴をあげはじめる40代。生活習慣病や婦人科系疾患だけでなく、身体そのもののガタも気になります。この先、取返しのつかない年齢になってから後悔しないよう、今のうちから「姿勢」には気をつけたいもの。中でも注意すべきは、「立ち方」と「歩き方」なんです。

そもそも東洋人は、生まれつき下半身に負担がかかりやすい骨格だと言われます。後傾した骨盤から脊椎がまっすぐ伸びているせいで、腹部のクッションが弱いのが原因。30代まではこの不利さを筋力でカバーしていましたが、40代からは「今後40年間どれだけ身体機能を残せるか」を意識したいもの。なぜって、故障個所が出れば出るほど、アクティブに過ごせる時間が減っていくからです。要するに、「姿勢ブスは老けるのも早い」というわけ。かといって、「では今日からエクササイズを!」と意気込んでもどうせ三日坊主で終わります。何かを始めるのではなく、「間違っている部分を少しずつ正す」ことで、身体への負荷を減らす3つのポイントを。
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