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ペタンコになりがちなトップをふんわりさせるテクニック、後編です。
最後の仕上げは、スプレーを使ったスタイリング法。ハチを片手でしっかり抑えながら、トップの毛束を指で少しずつ引き出します。引き出した毛束の根元に、ハードスプレーをオン。引き出す毛束は場所を変えて、左右3〜4本作ればOK。
ハードスプレーは手を汚さずに簡単に髪型をキープできるので、1本あると便利。根元付近につけるため、髪を傷めそうなイメージがありますが、ワックスに比べたら、髪につく量が全然少ないのでご安心を。最近ではオーガニック系のハードスプレーもあるので、気になる人はそのような製品を使ってみて。

ハチを片手で押さえながら、根元付近の毛束を指でゆっくり引き出します。引き出す量はほんのひとつまみ。引き出す高さは5mmくらいが理想的。

引き出した毛束の根元にスプレーを。毛束の根元だけにスプレーしたいので、ノズルはなるべく近づけ、少し軽めにワンプッシュ。
最後に、サイドの髪を耳かけ。顔の輪郭が出てしまうのは抵抗があるという人は、もみあげにある毛束を残し、その後ろの毛束を耳にかけるのでも良いでしょう。
耳かけがトップの毛束をふんわりさせるわけではありませんが、サイドの膨らみをタイトにすることで、トップの立ち上がりを強調させることができます。

シンプルに耳にかけるだけ。髪が短い人はあらかじめワックスをつけておくと耳後ろがふくらみません。
AFTER

ブローする前と比べると、トップに自然なボリュームが出て、気になるハチ張りもカバー。毛先は軽くアイロンで巻いてるだけなので、こちらもほんの数分で仕上がります。
トップをふわっとさせるだけで、顔にリフトアップ効果も生まれ、若々しい表情になります。難しいテクニックは一切不要ですし、いつものスタイリング時間と比べてもほぼ変わらずに仕上げることが可能。トップのペタンコが気になっている人は、明日から早速試してみてくださいね。
教えてくれたのは・角 薫さん(RUALA)
原宿・表参道の著名サロンを経て、20年共に一緒に働いてきた同期のちはるさんと一緒に2016年サロンオープン。髪のコンプレックスを解消させるヘアデザインが得意で、同世代の女性顧客を大勢抱えている人気女性美容師。

この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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