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婚活をしていると、「どこに行けば運命の人に出会えるのか」で困ることも多いのではないでしょうか。出会いのきっかけとしてよく挙げられる「共通の趣味」は、その後の幸せな結婚生活の支えとしても役立っているのかを既婚者にリサーチしてみました。
「私も夫も旅行が好きで、学生時代はバックパッカーで世界中を回っていた共通点もあって、結婚後もお金をかけずに旅行をたくさん楽しんでいます。英語やボロ宿にひるまない男性って案外少ないので、こういう人と結婚できて良かったです」(28歳/講師/女性)
「美味しいものを食べ歩きするのが趣味で、結婚してからも夫が定期的にレストランにつれていってくれるので楽しいです。美味しかった料理を家で再現するのも喜んでもらえるし」(30歳/コンサル関係/女性)
これらのケース、共通の趣味がきっかけになったというより、感性が似ている人同士が選ぶ趣味は自ずと似通うということなのかもしれません。
趣味のなかに金銭感覚や食の好みなど、結婚しても相性が合うかどうかのヒントがたくさん隠されていると言えるでしょう。
「夫との出会いは共通の友人と一緒に出かけたスノボ。子供ができるまでは散々一緒に行ったし楽しかったけれど、子供が出来たら私はいけなくなって、夫は変わらず友達と行っている。子供の面倒もみないし、正直離婚を考えています」(28歳/休職中/女性)
「ワイン教室で仲良くなって結婚しましたが、妻が妊娠中は自分だけ飲んでいるとキレられるし、授乳が終わるまでは共通の趣味であるワインは楽しめなかったですね。ワイン仲間ともお酒抜きで会うのも変な感じで疎遠になってしまいました」(36歳/医療関係/男性)
共通の趣味で意気投合して結婚に至るきっかけになったとしても、子供が産まれるなどライフスタイルの変化によってその趣味が続けられなくなることも。
男性は女性ほど生活スタイルを変えなくても済んでしまうので、妻との間の感覚にギャップが生じて不仲の引き金になってしまう場合もあるようです。
「夫が車が好きで、私も車はそこそこ好きだったので車がある生活を楽しんでいました。結婚を機にローンでマンションを買ったこともあるし、返済を考えて車は売ってしまったんです。夫は嘆いていますが結婚って『趣味より生活』が第一なので」(26歳/保育士/女性)
お金がかかる趣味だと結婚後はパートナーの同意が得られなくて続けられないという人も多そうですね。それが共通の趣味だったとしても、そこまでハマっていなかった方が反対するパターンが多そうです。
逆に、自分の趣味を夫となる人に反対される可能性もあるので気をつけたほうが良いかもしれませんね。
今回は結婚をゴールにするのか、その先も見据えていくのかでアリ、ナシが大きく変わりそうなリサーチ結果となりました。
共通の趣味があると盛り上がるし仲良くなりやすいけれど、結婚生活がうまくいくかはまた別の問題。
お金がかかったり、子供ができて続けられなくなったりして、「共通の趣味」がなくなったとき、それで会話がなくなり2人でいることが楽しくなくなるような相手なら、結婚相手としてはあまり向いていないのかもしれません。
趣味はあくまでも出会いのきっかけのひとつとして上手く利用するのが正解なのでしょうね。
この記事のライター
上岡史奈
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フリーランスの恋愛コラムニスト。探偵、バー店長など、波乱万丈な男女問題を沢山見てきた職歴を生かし、恋愛コラムニスト、ライター業に。実生活でも結婚、離婚を経験。ソムリエ資格、調理師免許保持。主な執筆ジャンルは恋愛、食、車、Web系。ここ数年癒やしのベランダ菜園にハマり中。aibo飼ってます。
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