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20歳で運転免許を取った私。取ったはいいけど運転する事なく月日は流れ…40歳近くなって運転に挑戦することになりました!
私は、20歳の時に運転免許を取得しました。
短大1年の時に周りの友達が自動車学校に通い出すのを見て、その時は「私は運動神経鈍いし、公共交通機関や自転車でどこでも行けるからいいや」と思ってやめておいたのですが、2年生になった頃に、(もし、将来交通が不便な場所に住むことになって免許が必要になった時に、私の場合、歳を取れば取るほど免許を取るのが難しくなるかもしれない)と思って、みんなから一足遅れて家の近くの自動車学校に通うことにしたのでした。
時期的なものか、自動車学校の教室は高校生の子たちであふれていました。私も結局免許を取るなら友達と同じ時期に取ればよかったな、なんて思いながらも学科の授業を受けました。
学科の授業も覚えることがたくさんあって大変でしたが、なんといっても苦手だったのが実技教習です。車幅感覚がなかなかつかめず、ただ真っ直ぐ走行するのはいいのですが曲がりくねった道を進んだり、バックで駐車するのが苦手で何度も何度もやり直し…。
結局免許を取るのに半年以上もかかり、就職してからもしばらく通うことになってしまいました。
そんな感じでどうにか自動車免許を取得し、とりあえず一安心しました。でも(これでいつか運転が必要になった時に備えられた)という思いがあるのみで、すぐに車を運転するつもりは全くありませんでした。
そしてそのまま月日は流れ…ペーパードライバーのまま20年近くが経ってしまっていたのです。
結婚して子どもが産まれると、それまで買い物など自転車で行っていたのが、ベビーカーを押して歩いて行くようになりました。
私の住んでいる地域は、近くのスーパーは歩いて15分ほどで行けますが、役場や病院などへ行くには徒歩ではかなり時間がかかります。
子乗せ自転車を使うことになるんだろうな、と思いましたが、もし子どもが2人になった時の事を考えたら、せっかく免許があるんだし、車を運転できたら便利なのにな、と思うようになりました。そして、そういう気持ちを夫にもよく話すようになりました。
ある日、夫が運転する車に乗って出かけた時にもふとそんな思いを口にしたら、そのまま近所の自動車学校に連れていかれ、問答無用でペーパードライバー講座を申し込むことになってしまいました。
その時は「何も今すぐじゃなくても…」なんて思っていた私でしたが、今ではその時背中を押してくれた夫にとても感謝しています。
あの時夫が思い切らせてくれなかったら、優柔不断な私は今でも「運転できたらなぁ~」と言っているだけだったような気がします。
自動車学校には託児所が併設されていて、教習を受けている間子どもを預けることができました。まだ幼稚園にも行っていない長女はどこかに預けられた経験がなく、不安な思いをさせてしまいましたが、託児所で楽しく過ごせるようにしていただけて本当にありがたかったです。
ここまでするんだから絶対に運転できるようになる!という決意も固くなりました。
教習では、実際に生活でよく使う道路や駐車の仕方を徹底的に教えてもらい、自分でも自信がつきましたが、教習を終えて初めて自分一人で運転するのはとても怖かったです。
それから10年以上経ちますが、今ではすっかり運転にも慣れました(近所だけですが…)。
慣れからくる過信に気を付けて、これからも安全に運転をしていきたいと思っています。
この記事のライター
中島めめ
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アラフィフの主婦です。夫と小学生の娘二人と暮らしています。ライブドアブログにて「たくあんムスメたち。」という4コマ漫画ブログを描いております。インドア派で、できるものならずっと家に引きこもってゴソゴソやっていたいな~と思いつつ、子供たちがいるとそうもいかない日々を送っております。
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