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「結婚するなら一番好きな人よりも、二番目に好きな人のほうがうまくいく」という例えを聞いたことがありませんか?長い人生を共にするために、自分と合った人の選び方の正解は?既婚者に「愛してくれる人」「愛する人」結婚して幸せになれるのはどちらか聞いてみました。
「知り合って1ヶ月でプロポーズされ、猛烈に押されて条件も悪くなかったので結婚しましたが3年で離婚しました。同じように別の女性を好きになった夫に『別れて欲しい』と言われたからです。」(29歳/人材派遣会社勤務)
「大学時代から付き合っていた彼と10年以上付き合って結婚しましたが、未だに変わらず私を一番大事にしてくれる彼との生活は幸せです。毎日『愛してる』と言ってくれるし、この人と出会えて本当に良かったと思っています。」(30歳/旅行会社勤務)
収入や仕事などは将来変わることもある「条件」でしかないので、そこに惹かれて結婚してしまうと、状況が悪くなったときに「別れたい」となる可能性は高そうですね。
また、熱烈なアプローチを仕掛けてくる男性や、気軽にプロポーズしてくる男性に対しては将来浮気される可能性もよく考えたほうがいいでしょう。
「結婚前にゴタゴタがあって、彼から『別れて欲しい』と言われたけれど、どうしても別れたくなかったので粘って粘って結婚にこぎ着けました。結婚して3年経ちますが、今でも朝起きて隣で寝ている彼の顔を見ると幸せな気持ちになるのでこの人で良かったと思います。」(31歳/銀行勤務)
「友達の彼を好きになってしまい、なかば略奪した形で結婚しました。友達全員を敵に回してしまったので、同窓会などにも呼ばれないし寂しい思いはありますが、夫さえいれば満足です。」(27歳/アパレル関係)
筆者の周囲の既婚者を見ていると“夫の外見が好み”という状況で結婚したカップルは離婚する確率が低い気がします。「好き」を頭で考えたわけではなく、本能や遺伝子が引き合っているからかもしれませんね。
「もういい年だし、親から早く結婚しなさいと言われて続けて疲れてしまい、結婚相談所に登録してお見合いのような形で出会った男性と結婚しました。最初からあまり期待がなかった分、激しい愛ではないけれど、不満も喧嘩もなく過ごせているので後悔はないです。」(36歳/建築関係会社勤務)
結婚する前から相手に大して強い愛情を感じていなくても、「嫌いな部分が少ない」というのは毎日の生活のなかでは大事なこと。結婚生活を長続きさせるうえで重要なポイントになるのかもしれないですね。
自分の恋愛の価値観を振り返ってみても、10代の頃に比べると変化した…という方が多いのではないでしょうか。そのなかで「イケメン好きは絶対に譲れない」などの強い価値観があるのであれば、そこを無視しないほうが結婚生活は上手くいくのだと思います。
でも、「優しい」「自分を好きでいてくれる」などの性格、感情や、「お金持ち」などの条件は環境や経験で変わってしまうことがあります。
結婚相手を決めるポイントは「変わらないもの」に目を向けるほうがうまくいくのではないでしょうか。
この記事のライター
上岡史奈
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フリーランスの恋愛コラムニスト。探偵、バー店長など、波乱万丈な男女問題を沢山見てきた職歴を生かし、恋愛コラムニスト、ライター業に。実生活でも結婚、離婚を経験。ソムリエ資格、調理師免許保持。主な執筆ジャンルは恋愛、食、車、Web系。ここ数年癒やしのベランダ菜園にハマり中。aibo飼ってます。
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