更新日:2019年8月8日 / 公開日:2019年8月8日
毎年夏休みに頭を悩ませる子どもの自由研究。テーマを決める時に大切なこととはいったい何か?今回は夏休みの自由研究のテーマについてです。
小学校の夏休みの宿題といえばワークや読書感想文、絵日記などいろいろありますが中でも親も頭を悩ませるのが「自由研究」です。
うちの子どもたちがもし「科学大好き少年」だったとしたら、やってみたい実験や工作などポンポン思いつくのでしょうがあいにくそうではないので、「なんにしよう~?」といつも途方にくれています。
まるで毎日のおかずに悩む私のような状態なので、そうなると頼りになるのは本屋さんです。この時期本屋さんには夏休みの自由研究に関する本のコーナーがちゃんと設けてあるのでした。
そこで、一通り見て子どもが気に入った本を一冊買ってみることにしました。
本の内容は、①実験②工作③観察④調査の4つのカテゴリーに分かれていて、それぞれいろいろなテーマが紹介されていました。
長女は本を見ているうちに、豆電球や電池を使って明かりがつく仕組みに興味を持ったようで、ペットボトルで作る懐中電灯や電気スタンドのページを熱心に見ていました。
そして結局懐中電灯を作ることに決めました。
次女はもともと工作が好きで、家にあるものを使っていつも何かしら作っていたのですが、一番好きな素材は粘土でした。小麦粘土や紙粘土で毎日のように好きなものを作って色を塗ったりしていました。
そこで自由研究にもそれを活かしたらどう?と提案してみました。
いつも作るのは小さな食べ物や動物が多いのですが、一つ一つは小さくてもコルクボードに並べて貼り付けたらかわいい作品になるのではないかと思ったのです。
それでも次女にも自由研究の本を見せて、なにか気に入ったもの、やってみたいことがあればそれをテーマにするのもいいかと思ったのですが、やはりいつも楽しんで作っているものを学校のみんなに見てもらえるのが嬉しいようで、食べ物をテーマに粘土作品を作ることになりました。
二人ともテーマが決まり、さっそく材料を買いに行きました。長女の工作に必要な豆電球や電池、次女の新しい粘土や艶出し用のニスなど全て100円ショップで揃えることができました。
家に帰るとさっそく工作に励む二人。いつも家で気まぐれに工作をしている時と違って、材料があらかじめ揃っているということもありますが、やはり夏休みが終わったら学校に展示されみんなに見てもらえると分かっているので張り合いがあり、黙々と集中して作業をしています。
私も束の間の静寂が味わえてありがたいひとときとなりました。
長女の懐中電灯は途中でつまずいた時など夫がフォローしてくれて、無事完成させることができました。
次女の粘土作品も、コルクボードに貼り付けいつもは塗らないニスを塗ることではなやかさが出て本人も納得の仕上がりになりました。
自由研究のテーマは本などでたくさん紹介されているので迷ってしまいますが、自分が興味の持てるものをテーマに選ぶのが大切だと思います。そうすれば、途中で上手く行かないことがあってもなんとか乗り越えて最後まで仕上げられるのではないでしょうか。
この記事のライター
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