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子どもに苦手意識を持ったままママになった外科医・ミューさんが職場復帰! フルタイム勤務のママ外科医として日々奮闘するも、子育てや仕事の悩みは尽きず――!? トライ&エラーを繰り返しながらも前に進んでいく、働くママのリアルをお届けします。
→1話目から読む→前回のお話はこちら→これまでのお話はこちら→【ミューさんの以前の漫画連載をイッキ読み】母親になった外科医。赤ちゃんはかわいい、けど怖い。『外科医が母になりました。』
前回の続きです。子どもとの会話で、どう返答したらいいのかその対応に困っていたミューさん。あるとき、それが医師国家試験で出題される問題に似ていると気づいて……?
ほんとうに漫画のような問題が出るんです。(選択肢もこんなかんじです)
このとき、「患者さんの言っていることを否定しないこと」、「共感・傾聴が大切だ」とわたしたちは習います。さらに医療面接のロールプレイでは、疾患を告知されて「辛い」と訴える患者さんに「お辛いんですね」と反復して返す練習さえするんです。
そうして身に染み付き、脊髄反射的に出てくるこのフレーズが仕事で役に立ったかといえば、なんかもう頭にちらついて邪魔にさえなります。ちらつきすぎて、もはや避けるしかないフレーズになっています。
しかしこの大昔に習ったことが、まさか育児に役に立つなんて思ってもいませんでした。
(漫画・文:ミュー)
続きます。次回の更新は、6/3(金)の予定です。どうぞお楽しみに!
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30代外科医。息子を出産後、一年間育休をとり現在は大学病院勤務。高齢者が好きで、専門は癌と緩和ケア。Blog「外科医ミューのオペレコ☆」Twitter @myumyumoon
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