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ビジネスチャット「Chatwork」を提供するChatworkは、「上司・部下のコミュニケーション」に関するアンケート調査を実施しました。
新型コロナウイルス蔓延後に起きたハイブリッドワークの増加やワークスタイルの変革、キャリアプランにおいて転職という選択肢が当たり前になったことによる人材の流動の高まりなどを受け、社内コミュニケーションの希薄化は常に課題の一つとなっています。
そこで今回、20代〜70代の男女1,438名を対象に「上司・部下のコミュニケーション」調査を実施。上司・部下のコミュニケーションの実態を調べています。
「上司・部下とのコミュニケーションで課題を感じていますか?」という設問では、「とても感じる」と回答した人が20.7%、「少し感じる」と回答した人が40.1%。
約6割のビジネスマンが上司・部下とのコミュニケーションでなんらかの課題を抱えている結果となりました。
「課題を感じる」と回答した人に対し、「コミュニケーションの課題を解決したいと思いますか?」と質問したところ、「とても思う」「少し思う」と回答した人は合計で87.1%という結果に。約9割が改善を望んでいることがうかがえる結果となりました。
上司・部下の個人面談において「本音で話せる」と回答した人の割合は16.6%というかなり低い結果になりました。上司・部下という関係上、親しみを持った話ができる人は少ないようです。
また、本音で話ができないというのは、個人面談で話す話題も要因の一つと考えられそうです。
個人面談でよく話す内容は、「業務の進捗・進め方」が80.7%・「会社や組織の方針」が42.6%。次いで「スキルや能力の向上」や「人間関係」などが続きます。
次に「個人面談で話したい・話すべき内容はなんですか」という設問では、「業務の進捗・進め方(71.2%)」がトップという結果は変わりませんが、2番目に多かった回答が「今後のキャリア(54.1%)」で3番目には「スキルや能力の向上(53.1%)」と続きます。
個人面談では、「実際に話している話題」と「話したい・話すべきと感じている話題」の上位結果が異なることから、話したいことが十分に話せていない現状がうかがえます。
調査名:上司・部下のコミュニケーションに関するアンケート調査調査方法:メール送付によるアンケート調査調査地域:全国調査期間:2023年2月21日〜3月7日調査対象:「Chatwork」アカウントを持つ20代~70代の男女回答総数:1,438名調査主体:Chatwork
この記事のライター
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