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バイオリニストの高嶋ちさ子さんが29日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に出演し、留学中の息子2人への思いを明かしました。
高嶋ちさ子さんは、17歳の長男・15歳の次男がともにアメリカ留学中。長男は6年前に、次男は3年前に小学校を卒業したタイミングで、それぞれ単身でアメリカに渡りました。しかし世界的なコロナ禍の影響で、高嶋さんは学校生活をまだ一度も見ることができていません。とくに思春期の長男は学校生活のことを聞いてもまったく教えてくれないため、高嶋さんは「英語がちゃんとしゃべれているのか、友達とうまくやっているのか」など心配が尽きないそうです。
そんな長男の高校で、祖父祖母が授業参観など学校を訪問できるイベントがあり、高嶋さんの父・弘之さんが孫に会いにアメリカへ。番組では弘之さんが孫たちとの再会を楽しむ様子とともに、長男・次男に個別インタビュー。これまで言えなかったという母・ちさ子さんへの思いが明かされました。
番組スタッフとのやりとりで長男が明かしたのは、留学を決めた理由について。長男は「反抗期だったんですよね、小学校6年生のとき」と切り出し、母子で口論になり「お前アメリカ行けよ、この家いてもしょうがない、もう出ていけよ!」と言われたことに「何だよ面倒くせえな、出てくよ!こんな家」と反論した勢いで留学を決めたのだと振り返ります。
その勢いのまま留学し、最初は英語も全然わからず「すごい大変」でしたが、もう6年。友人にも恵まれ、アメリカで充実した学校生活を送れているといいます。映像ではわざわざ来てくれた高齢の祖父を気遣う場面も多く、明るく健やかに育っていることが伝わります。弘之さんも「今日1番うれしかったのは、出てきたときに健康的でね。すごくちゃんと勉強してるなと思った。これはすぐ感じた。それがね、何より」と頬を緩めました。
また長男は、留学する以前は母と口論になると正論で言い負かされてしまうため「何も言い返せない。なんで何にも言わないんだ? って言われても、何も言えないから何も言わない。言ったら言ったで返されるのは当たり前だし」と、思春期の子ども側のリアルな葛藤も告白。
しかし親元を離れた今は、「(これから)しなきゃいけないと思ってるのは、自分が親から使ってきたお金を返すこと。たくさんお金を使ってもらったので」と、自身の環境を俯瞰して見るなど、反抗期を終えて随分立派に成長していることを感じさせます。そして最後に「返さないと呪われそうじゃないですか(笑)」と付け加えるところから、明るい高嶋家が垣間見えました。
一方、次男は3年前に小学校を卒業して渡米。留学前に高嶋さんのコンサートに出演したこともありますが、そのときは甘えん坊で母にべったりだったのが、今では15歳になりすっかり大人びた雰囲気に。学校に通いながら、昨年まではボストンユースシンフォニーに所属し、チェロでトップ奏者になるほどの腕前だそうです。
留学した当初はホームシックで泣いてばかりいましたが、今ではアメリカでの生活に順応し、当初は戸惑いを感じた「アメリカと日本で笑いのツボが違うこと」にもやっと慣れてきたそうです。ただ、アメリカ広しといえども「ママより面白い人はいない」と断言!「いるっていったらじぃじぐらい」というくらい、高嶋家の人々はユニークなのですね。
番組スタッフに「お母さんのこと好き?」と聞かれたときは「うん」「恥ずかしくない。いつも言ってるんで」と即答。「音楽(演奏)が上手なところとか。自分でも練習しているのと、仕事が大変なのに頑張ってるところ。尊敬しています」と、リスペクトを明かしました。
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