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篠原欣子記念財団は新たに、アメリカ留学支援のための給付型奨学金プログラムを12月10日(火)より開始した。
しのはら財団は2014年の設立以来、社会福祉分野での人材育成を中心に活動してきた。設立10周年を迎え、「人々の可能性や幸せ=Well-beingの最大化」という新たなミッションを掲げ、AIやテクノロジーが急速に発展する現代において、人々のWell-beingを高める多様なアプローチを支援している。
代表理事の篠原よしみ氏は、1986年の渡米以来、シリコンバレーでの経験を通じて、イノベーションと人々の幸せの調和の重要性を確信してきた。「人のポテンシャルは無限大であり、それぞれが持つ可能性を最大限に引き出せる社会の実現が重要です」と同氏は語る。
従来の留学支援の枠を超えた同奨学金は、給付額年間500万円(最長4年間)で対象年齢は18~32歳と幅広い年齢層。学士から博士まで多様な学位取得を支援し、社会人の学び直しも積極的に支援。また、人文科学からテクノロジーまで、幅広い分野を支援している。
求める人材像は、テクノロジーや人文科学など多様な専門性を通じて社会に貢献したい人、新しい価値創造に挑戦する意欲のある人、グローバルな視点で日本のWell-being向上に取り組みたい人、既存の枠組みを超えてキャリアの可能性に挑戦する人。
募集人数は10名程度で、応募資格は日本国籍保持者または日本在住1年以上の人。応募期間は12月10日(火)~2025年2月28日(金)。
奨学金情報サイト「ガクシー」より応募しよう。選考方法は書類、ビデオ、面接の3段階となっている。
篠原よしみ代表理事は、同プログラムへの期待を次のように語っている。
「シリコンバレーで見てきた情熱あふれる挑戦者たちのように、日本の若い世代にも、世界最先端の環境で学び、新しい価値を創造してほしい。
経済的な理由で諦めることなく、自身の可能性に挑戦できる機会を提供したいと考えています。専門分野に関わらず、日本のWell-being向上に貢献したいという情熱を持つ方々の応募を心からお待ちしています」
なお、同プログラムは、しのはら財団の4つの重点分野である「生産性向上と労働環境改善」「テクノロジー&イノベーション」「グローバル化」「子育て支援・社会福祉・Well-being」を統合した新しい取り組みとして位置づけられている。
アメリカ留学に興味がある人は、しのはら財団のアメリカ留学奨学金プログラムをチェックしよう。
奨学金情報サイト「ガクシー」:https://gaxi.jp/organization/WEmzv6Z20Z6pXeyJ#google_vignette
(佐藤 ひより)
この記事のライター
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