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山中漆器の「うつろいカップ」が、“ドバイ万博”日本館VIP記念品に選定!

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目次


新たな伝統を表現した山中漆器の「うつろいカップ」が、「2020年ドバイ国際博覧会(ドバイ万博)」日本館VIP記念品に選定された。

「ドバイ万博」日本館のVIP記念品

10月1日(金)~2022年3月31日(木)の期間、アラブ首長国連邦のドバイで行われる「2020年ドバイ国際博覧会」。


今回、「OMOTENASHI Selection」の受賞認定商品の中から選定された、「ドバイ万博」日本館のVIP記念品に、「浅田漆器工芸」が製造している「うつろいカップ」が採用された。

伝統的×現代的な「うつろいカップ」


石川県の三大漆器産地は「木地の山中、塗りの輪島、蒔絵の金沢」。山中は、ろくろ技術による木地づくりを得意とし、これまではこの技巧を生かした椀や盆などを作ってきた。

しかし、従来の伝統的な黒や朱の塗りだけでなく、何か新しい技術を生かして新しい商品ができないかという想いから、2017年秋より新たなデザインと色合いの映える商品の開発をスタート。

「うつろいカップ」は、近年のトレンドを意識した、現代的な鮮やかな色合いと、伝統的な塗りの美しさを、「木地の山中」の技術によるスタイリッシュなデザインのうえに表現している。

石川の季節をモチーフに仕上げたデザイン


同商品は、石川県の四季の色をモチーフに外側の色をメタリック塗装であしらい、山中の技巧ならではの薄挽き仕上げに。山中の伝統技術である挽物ろくろと木目を際立たせる拭き漆、さらに現代のメタリック塗装の技術を掛け合わせて制作している。

四季の移ろいと、新たな伝統のかたちを表現したいという想いを込めて、“うつろい”と名付けられた。

オンラインショップで販売中

サイズはS、M、Lと3種類あり、それぞれをマトリョーシカのように入れ子式に収納できるので、スタッキングするよりもさらにコンパクトな収納が可能。持ち運びやアウトドアにもピッタリだ。

「うつろいカップ」は、「浅田漆器工芸」オンラインショップで販売中。世界に認められたカップの良さを、自宅で実感してみて!



この記事のライター

STRAIGHT PRESS

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