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「ちょっと幸せ」をテーマに、グルメ・美容・健康・カルチャーなど、女性にうれしい情報満載のフリーマガジン「Poco'ce(ポコチェ)」から袴田吉彦さんのインタビューをお届けします♪
1973年生まれ。1991年、第4回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、翌年、映画『二十才の微熱』で主役に抜擢されデビュー。CMからドラマ、映画、バラエティ、そして映画声優としても才能を発揮。現在放送中の4月期・7月期レギュラードラマNTV 「あなたの番です」では久住譲役を熱演中。
とあるマンションを舞台に起こる“交換殺人ゲーム”の謎を描いた日本テレビ系日曜ドラマ『あなたの番です』。毎週誰かが殺されるというノンストップミステリーの第一章が最終回を迎えた。最終回では田中圭さんと共にW主演を演じる原田知世さんが殺されるという衝撃的な展開に視聴者も大混乱。犯人は一体誰なのか!?誰もが気になる第二章のスタートを前に、ドラマ出演中の袴田吉彦さんにお話を伺った。
「まさか菜奈さん(原田知世)が殺されるとは誰も思っていなかったんじゃないですか? 僕たちも撮影の直前に展開を知るという感じなので、毎回驚いてばかり。真犯人が誰なのか、出演者もまだ知らないんです」
袴田吉彦さんが演じるのは独身でエレベーターの修理会社に務める会社員、久住譲。自らも交換殺人に巻き込まれ、エレベーターから転落して意識不明のまま第一章の最終回を迎えたが、彼が殺したい人の名前に挙げたのが“俳優の袴田吉彦”だったという展開に、SNSをはじめ、世間がザワついたのも記憶に新しい。
「実はあの演出は役を頂いたときにすでに聞いていました。“袴田くん、劇中で袴田吉彦に死んでもらうから”って(笑)。話を聞いたときはなんのことやら!? でしたけど、想像以上に反響が大きくて驚きました。共演者の皆さんも大爆笑でした」
役作りについて伺うと笑いながらこう答えてくれた。
「劇中の“袴田吉彦に間違われて、からかわれるのがイヤだから殺したい”みたいなセリフは、練習するときは別の名前に置き換えました。自分が誰に似てるんだろう、それをからかわれたらどんな気持ちになるんだろうって考えて。だって役作りもせずそのまま“袴田吉彦を殺したい”なんて言ったらただの茶番になっちゃうじゃないですか。僕、これでも役者なんで(笑)。普段の役作りは台本を何度も読み込んで自分のものにしていく感じですが『あなたの番です』に関しては台本を初めて読んだときのリアルな驚きも大事にしています」
もし実際に交換殺人ゲームに誘われたら、殺したい人の名前を書けますか? と、いじわるな質問をぶつけてみると。
「僕、嫌なヤツがいてもすぐ忘れちゃうので、思いつく人がいないかもしれないですね。この人とは一緒にいたくないなと思うと自然と距離を置くので、自然と嫌な思い出も一緒に忘れてる。でもそのときめちゃくちゃムカついてる人がいたら書いちゃうかもしれないなぁ(笑)。ストレス発散法? お酒かなぁ。最近は梅干しサワーばっかり。翌日残りづらいから(笑)。最近、歳を取ったと感じることが多くなりました。昔はフットサルばかりやってたのに、今は全然無理。身体がついていきません。でも、役者を続けるためにも身体作りはしっかりしておかなきゃいけませんね」
役者はもちろん、バラエティでも活躍中の袴田さん。これから挑戦してみたいこと、やってみたい役を尋ねると。
「仕事はコツコツと積み重ねて来たことが少しずつ花開いて来たと実感しています。ちょっと役に偏りがありますけどね(笑)。なので、これからも頂いたお仕事を一つひとつ丁寧にこなしていきたいです。あとはプライベートでは色々あったので、振り返りながら反省と罪滅ぼしをして、お世話になった全てのひとたちに恩返ししていきたいと思っています」
いよいよ第二章へと突入した『あなたの番です』。最後に見どころを伺うと。
「本当にまだ僕たちも全貌が見えていなくて。僕は死んではいないのですが、まったく出てこない回もあったりするようです。だから僕が演じる、久住の行方も含め、視聴者の方も一緒にハラハラドキドキしながらドラマを楽しんで欲しいですね」
出演/原田知世、田中圭、西野七瀬、横浜流星、木村多江、生瀬勝久、竹中直人、 袴田吉彦 他
毎週日曜日 22:30放送(日本テレビ)
TEXT/Satoko Nemoto
PHOTO/Isamu Ebisawa
この記事のライター
Poco'ce
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