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女優の北川景子(40)が、来年2月19~28日に東京芸術劇場プレイハウスで上演される舞台「ヘッダ・ガブラー」(ジェニファー・タン演出)で主演を務めることが8日、分かった。舞台初挑戦で初主演となる。
「近代演劇の父」と呼ばれるノルウェーの劇作家イプセンが、孤高の人妻の半生を描いた1890年発表の名作戯曲。ヒロインのヘッダは美貌(びぼう)と才気に恵まれ、他人の運命を美しく操りたいという欲望を抱える。高い演技力を要することから「女性版ハムレット」と称され、国内外の演劇で史上最も偉大な役柄の一つとされている。
北川は“演劇史上最も危険なヒロイン”と銘打たれた主人公を、自由に生きたいのにその術(すべ)を知らない悲劇的な女性だと捉えたという。「自由への強い憧れと、退屈への強い嫌悪を持ち、強そうに見えるけれど、実は社会や他人の目に縛られている。自分の人生を自分以外の人に決められたくない、自由になりたい。でも自由になるための方法も勇気も持てない」とコメントした。
日本でも鳳八千代や寺島しのぶら、名だたる舞台女優が主演してきた「ヘッダ・ガブラー」。北川は昨年公開の主演映画「ナイトフラワー」でドラッグの売人になったシングルマザーを好演した。今回の役柄には「一言で言うと気難しい人です。今の段階では共感することが難しいのですが、稽古を重ねて役を深めていきたいです。劇場でお待ちしています」。初舞台でも難役をものにして、大女優への道を駆け上がる。
◆「ヘッダ・ガブラー」 舞台は19世紀末のノルウェー。将軍の娘として美しく気高く育てられたヘッダ(北川)は、社交界でも常に話題の中心で羨望の的だった。父親の死を機に学者イェルゲン(渡部豪太)の妻となるが、結婚生活に退屈する。心の隙を見透かしたブラック判事(勝村政信)から愛人関係を持ちかけられるが、他人に支配されることを拒絶。イェルゲンのライバルで、禁酒していた元恋人・レェーヴホルク(章平)を言葉巧みに操り、酒宴へと送り出す。
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スポーツ報知
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