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ワールドシリーズ(WS)3連覇を狙うドジャースは、11日(日本時間12日)からリーグ優勝決定シリーズでブルワーズと戦う。大谷翔平投手(32)はブレーブスとの地区シリーズ(S)で13打数2安打の打率1割5分4厘と苦しんだが、第1戦でブ軍はJ・ミジオロウスキー投手(24)が先発見込み。最速105・5マイル(約169・8キロ)の剛腕を打ち崩すことができれば、一気に復調への道が開けそうだ。
地区Sで苦しんだ大谷に、リーグ優勝決定シリーズでもいきなり難敵が立ちはだかる。ブルワーズの第1戦先発は、今季16勝を挙げ、防御率1・80と252奪三振がメジャー全体のトップだったミジオロウスキーが有力視されている。パドレスとの地区Sでは3日の第1戦に先発し、88球を投げたため4回で降板し、4安打2失点だったが、最速は104・8マイル(約168・7キロ)をマークした。7日の第4戦では9回にブルペンで投球練習も行ったが登板機会はなかった。
大谷は昨年7月8日に初対戦。1打席目にはいきなり中堅へ本塁打を放った。ポストシーズンを含めると、これまで3試合で対戦して7打数2安打の打率2割8分6厘で、1本塁打、3三振。初対戦した試合後に大谷は本塁打を打ちながら「どの球種もアグレッシブに、素晴らしい球種で、何より制球がよかったんじゃないかなと思う」と右腕の怪物ぶりをたたえていた。
9月には右上腕二頭筋、左膝などの違和感で負傷者リスト(IL)入り。何とかPSには間に合ったが、本来の調子とはならず、地区Sの第3、4戦は打順も5、4番となった。ただ、ロバーツ監督が「いずれどこかで目覚めると心から信じている」と願うように、少しずつ打席での感覚も上向いている。怪物右腕撃ちとなれば、一気に手応えをつかむ可能性もある。
2年連続でリーグ優勝決定シリーズで対戦するブルワーズ。今季はドジャースの100勝を上回る両リーグ最多の103勝をマーク。スター選手はおらずとも小技も絡めて得点を奪うチーム力は高く、チーム打率2割5分8厘、出塁率3割4分1厘、1422安打はいずれもリーグトップだ。昨季はド軍が4勝無敗とスイープしただけに、ブ軍も燃えているはずだ。
この日大谷は、自身のインスタグラムを更新し、シャンパンファイトの写真などを投稿して「この勢いでいこう、ドジャース」と英文も添えた。昨年のリーグ優勝決定シリーズ第4戦では先発して10三振を奪い、打っても3本塁打の大暴れでシリーズMVPに輝いた。頂点まではあと8勝。苦しんだ先に光があると信じて怪物対決を迎える。(安藤 宏太)
◆ジェーコブ・ミジオロウスキー(Jacob Misiorowski) 2002年4月3日、米ミズーリ州ブルースプリングス生まれ。24歳。クラウダー大から22年ドラフト2巡目(全体63位)でブルワーズから指名を受けて入団。25年にメジャーデビューした。大のポケモン好き。201センチ、91キロ。右投右打。今季年俸は78万8300ドル(約1億2500万円)。
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スポーツ報知
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