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将棋の第74期王座戦五番勝負第4局が14日、神戸市中央区の「ホテルオークラ神戸」で指され、後手の広瀬章人九段が94手で伊藤匠王座=叡王=を下し、シリーズ2勝2敗のタイとし、フルセットに持ち込んだ。27日に甲府市の常磐ホテルで行われる第5局で勝利すれば、王座戦初登場の広瀬にとって8年ぶりのタイトル奪取となる。
戦型は相掛かり。持ち時間はたっぷり5時間。伊藤は47手目で73分を費やすなど、両者とも深い考慮を重ねた。昼食休憩、夕食休憩を挟み、夜戦となって伊藤は86手目で1分将棋に突入したが、広瀬は残り54分。伊藤の91手目で伊藤の詰みとなり、94手目を見て投了した。
勝利した広瀬は「序盤から時間を使う展開になって失敗したかなと思っていました。勝ちかどうか最後の最後まで分からなかった。最終局は大きな一番になりますが、精いっぱい臨みたい」と気合を込めた。
敗れた伊藤は「途中からかなり激しい攻め合いで、最後はピッタリ負けの順に入ってしまったが、そこに気づくのが遅かった。フルセットになりましたけど、次局は悔いの残らないように集中して指せればと思います」と防衛を誓っていた。
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スポーツ報知
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