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故障禍に泣いた大谷翔平「ふがいない」 左膝、右上腕二頭筋、首…次々とケガ シーズン途中から打者専念も状態上向かず…来季も二刀流継続宣言

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大谷翔平(ロイター)

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース4―6ブルワーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区王者で3年連続ワールドシリーズ制覇を狙うドジャースがブルワーズに敗れ、リーグ優勝決定シリーズで敗退。ナ・リーグの球団史上初となる3連覇には届かなかった。

 苦しみ続けた大谷の2026年シーズンが終わった。23年9月に2度目の右肘手術を受け、25年途中から投手に復帰。今季は3年ぶりに開幕から二刀流で挑むシーズンだった。

 開幕前にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。今季が投手として完全復活を狙うシーズンだったことから、ドジャースのフロントと議論を重ね、WBCでは打者に専念した。大会中も投手調整を続けて、開幕から先発ローテ入り。6月までに8勝を挙げ、防御率も1点台で、改めて「投手・大谷」が完全復活したことを見せつけた。

 だが、30代になっての二刀流は負担が大きかった。6月に左膝違和感が明らかになると、7月には右上腕二頭筋の炎症も訴えた。オールスターの出場を辞退し、結局後半戦は投手復帰はかなわなかった。打者に専念する道を選んだが、打撃成績も上向かず、9月に入ってからは首の不調があることも明らかになった。体の状態も思うように回復せず、ドジャース移籍3年目で初の負傷者リスト(IL)入り。ポストシーズンに入ってもなかなか打撃の状態は上向かなかった。

 今季は投手として14試合に登板して8勝2敗、防御率1・79。打者としては135試合に出場して523打数144安打の打率2割7分5厘で30本塁打、81打点、11盗塁。30本塁打は、21年以降では最少だった。

 どんな状況に立たされようと、必死にもがいてきた大谷。投手としては8月に実戦形式の練習で登板するまでに一度は回復し、打撃では打撃フォームやバットを試行錯誤しながら最善の形を探し続けた。コンディション不良は決して言い訳にせず、「(不調の理由が)なぜと言われると実力だからというしかない」と言い切っていた。

 個人の成績が上向かず、侍ジャパンでもドジャースでも世界一の座を逃した今季の大谷は試合後、「ふがいない」「不満がある」と二刀流を完走できなかったことを悔やんだ。来季に関しては「全部やるつもり」と投打二刀流を続けることを明言した。


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