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大谷翔平「本当に悔しい気持ち、それだけ」 来季は二刀流で“完走”に意欲「全部やるつもり」 復活弾も無冠で終戦、コンディション不良に悩む1年に

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待望の本塁打を放つも終戦となった大谷翔平(AP)

◆米大リーグ ナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦 ドジャース―ブルワーズ(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ナ・リーグ西地区王者で3年連続ワールドシリーズ制覇を狙ったドジャースが15日(日本時間16日)、0勝3敗と王手をかけられて迎えたナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦でも敗れ、終戦となった。昨季、球団史上初のワールドシリーズ2連覇をつかみとったが、ナ・リーグの球団史上初となる3連覇には届かなかった。大谷は「本当に悔しい気持ち、それだけだと思います」と話した。今季は開幕を二刀流で迎えたが、投手としては前半戦終盤から離脱していただけに「ふがいないし、不満もある。(来季は)全部やるつもり」と、来季二刀流での“完走”に意欲を示した。

 0勝3敗で迎えた第4戦。大谷はポストシーズンに入って22打数4安打の打率1割8分2厘、長打も打点もなしと苦しんでいたが、2回の2打席目にポストシーズン1号となる3ラン。レギュラーシーズンから115打席出ていなかったアーチが116打席ぶりに出て絶叫した。その喜びがこれまでの苦しみを表していた。それでも4戦連続逆転負けで勝利にはつながらなかった。

 苦しみ続けた大谷の2026年シーズンが終わった。23年9月に2度目の右肘手術を受け、25年途中から投手に復帰。今季は3年ぶりに開幕から二刀流で挑むシーズンだった。

 開幕前にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場。今季が投手として完全復活を狙うシーズンだったことから、ドジャースのフロントと議論を重ね、WBCでは打者に専念した。大会中も投手調整を続けて、開幕から先発ローテ入り。6月までに8勝を挙げ、防御率も1点台で、改めて「投手・大谷」が完全復活したことを見せつけた。

 だが、30代になっての二刀流は負担が大きかった。6月に左膝違和感が明らかになると、7月には右上腕二頭筋の炎症も訴えた。オールスターの出場を辞退し、結局後半戦は投手復帰はかなわなかった。打者に専念する道を選んだが、打撃成績も上向かず、9月に入ってからは首の不調があることも明らかになった。体の状態も思うように回復せず、ドジャース移籍3年目で初の負傷者リスト(IL)入り。ポストシーズンに入ってもなかなか打撃の状態は上向かなかった。

 今季は投手として14試合に登板して8勝2敗、防御率1・79。打者としては135試合に出場して523打数144安打の打率2割7分5厘で30本塁打、81打点、11盗塁。30本塁打は、21年以降では最少だった。


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