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深田恭子、石原さとみらを輩出した「第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン」(TSC)の決選大会が18日、東京・青山のスパイラルホールで行われた。最終選考に残った7人が激突。元プロ野球選手でダイエーの監督などを務めた田淵幸一氏(80)の孫で、中学1年生の田淵結真(ゆま)さん(12)がグランプリを獲得した。
優勝者として名前を呼ばれた田淵さんは右手で口元を押さえ、あふれる涙をこらえた。「言葉にできないくらい嬉しいです」。ファイナリスト7人中最年少の12歳は、今回のTSCで重視された“伸びしろ”で最高評価を得た。
祖父や元女優の祖母に加え、伯父はフジテレビ・田淵裕章アナウンサー(44)と家族に有名人がそろうが、本人は演技未経験。それでも3歳からのバレエ経験を生かし、自己PRでは菅田将暉の「まちがいさがし」に乗せたコンテンポラリーダンスで存在感をアピールした。続く演技パートでは抑揚のあるセリフ回しで笑いまで取るなど、大舞台での強さを発揮。「結真ちゃんが持っているものを精いっぱい出して、楽しく頑張ってきてね」と送り出してくれた祖父の期待に応えた。
優勝会見では早くも大物ぶりを発揮した。女優としての才能があるかを聞かれ「あると思います」と即答。会場に爆笑をもたらした。憧れの俳優については、一番の理想だという「松嶋菜々子さんになりたいです」とこちらも直球の回答。小学5年時に母に勧められて見たフジテレビ系「やまとなでしこ」(2000年)を見てファンになったという。将来に向けて「バラエティーにもドラマにもミュージカルにもCMにも出て、名前を言ったらすぐ顔が浮かぶような女優さんになりたいです」と声を張り上げた。
賞金100万円と、ホリプロとの専属契約を手に。人生を変えた一日を振り返って「ホームランぶちかませました」と白い歯を見せた。祖父の知名度は全国区だが「それ以上を目指します。超えます」。芸能界で特大のアーチをかっ飛ばす。(堀北 禎仁)
◆田淵・結真(たぶち・ゆま)
◆生年月日
2014年3月8日生まれ。歳
◆出身
兵庫県
◆賞金の使い道
貯金。家族でディズニーのクルーズ船にも乗りたい
◆共演したい俳優
同じ兵庫県出身の鈴木亮平
◆特技
お菓子作り。祖母とマフィンを作ったが「おばあちゃんの方がうまくできました」
◆得意科目
体育。「球技が得意です。おじいちゃんの家に行った時にはキャッチボールしてました」
◆マイブーム
父とのランニング。「家の付近を1時間半ぐらい走ります」
◆阪神ファン
現役で好きな選手は近本光司。祖父が阪神の選手だった1970年に受けた、頭部死球の映像は見たそう
◆好きな言葉
「努力は絶対に報われる」
◆2026年のホリプロスカウトキャラバン 昨年は史上初めて「男性ボーカルユニット」に特化したが、「THE ACTOR(ジ・アクター)」と題した今年は次世代俳優の発掘・育成を掲げた。応募を開始した6月22日時点で中学1年から20歳の男女を対象に、演技力、音楽性、身体能力の3つを軸として評価。現在の技術力以上に“伸びしろ”を重視した。候補者は全国5か所及びリモートでの1次審査で40人、2次審査で12人に絞られ、3次審査を突破した7人はプロの指導による演技・歌・ダンスの稽古期間を経て、この日の決選に臨んだ。
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スポーツ報知
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