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熊本地震の記憶を継承し、心の復興支援を目的とした「令和8年熊本地震復興コンサート『FUTURE』」が18日、熊本市の熊本城ホールで行われ、シンガー・ソングライターの南こうせつ、「とんねるず」の木梨憲武、音楽プロデューサーの小室哲哉氏、歌手の田中あいみ、miwaらがステージ競演した。
熊本を勇気づける希望の歌声が響いた。コンサートの趣旨に賛同した8組のアーティストは、ステージでそれぞれの思いを音楽で表現。約2000人の心を癒やした。
異色のコラボレーションステージでも会場は大盛り上がりとなった。小室氏、田中、木梨とリレーするステージのパートは、まず小室氏の代表曲のキーボードソロで幕開け。ボーカル参加した田中は「Get Wild」をソウルフルにシャウトしセッション。小室氏と所ジョージが共同制作した新曲「imagination」や田中の持ち歌の「かすり傷」を歌い上げ、木梨を呼び込んだ。
田中と木梨はデュエット曲「ドアを開けてみた」をハツラツと歌唱。武田真治もサックスで参加し「ガラガラヘビがやってくる」などヒット曲をメドレーで披露した。「一番偉い人へ」では自然と手拍子が巻き起こった。
本来、今回のコンサートは2016年の熊本地震から10年の節目として企画されたもの。出演に向けセットリストを練っている最中の7月28日に震度7、マグニチュード7・1の地震が再び起こった。
修復作業中の熊本城など、地震の爪痕はまだ県内の至る所に残る。田中は「熊本にお邪魔していいのかという不安もありましたが、『ぜひ来てください』というお声をいただいた。それなら盛り上げて、ぶち上げていきましょう! とノリさんと構成を考えました。この瞬間だけはちょっとつらいことを忘れてもらって、音楽でつながれたら」と思いをはせた。
小室氏は、10年前の熊本地震の際も被災地で音楽の特別授業を行ったといい「少しでも元気になってもらいたい」とエール。木梨も「僕は3月にこの会場の隣(熊本城展示ホール)で展覧会をやらせていただいた。その時に『音楽でも熊本を盛り上げたい』と約束したので、実現できて本当によかった」と有言実行に笑みをみせた。
大トリを務めた南は、大分出身で、10年前の熊本地震の際にも「心の栄養が必要」という意思のもと、チャリティーコンサートを行うなど復興への思いを持ち続けてきた。この日も「妹」「神田川」「満点の星」などを披露し「みなさんの温かい気持ちや前向きな手拍子。熊本は歴史に残る前向きな街として刻まれていくと思います」と断言した。
エンディングでは出演者が勢ぞろい。小室氏のピアノ伴奏による「上を向いて歩こう」で会場がひとつになっていた。
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スポーツ報知
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