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俳優・松下洸平がこのほど、都内で行われたNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(仲野太賀主演、日曜・後8時)の合同取材会に出席し、徳川家康役を演じたことの思いを語った。
本作は、仲野太賀演じる豊臣秀長(豊臣秀吉の弟)の目線で、戦国時代をダイナミックに描く夢と希望の下克上サクセスストーリー。秀吉役は池松壮亮が演じている。
松下演じる家康は、戦国時代にありながら生き残ることに貪欲で、つかみ所のないキャラクターとして描かれている。同役について「総じてどこか憎めない存在であって欲しいと思って演じています。奥の深い役なので、家康がなじんできている実感は正直まだまだなくて、今もずっと探している」と試行錯誤しながら演じているという。
実力派が集結する撮影現場とあり、役者人生でまれな体験もした。第15回「姉川大合戦」(4月19日放送)で家康は、織田信長(小栗旬)から朝倉・浅井軍への反撃のため援軍を要請されながらも、わざと戦場に遅刻。その真意を見透かされ、信長の逆鱗(げきりん)に触れる展開が話題を呼んだ。
「本作において小栗旬さんの存在がとても大きかった。僕は普段セリフを飛ばすことはあまりないんですけど唯一、第15回(の撮影)では小栗さんにあの目できりっと睨(にら)まれて一回頭が真っ白になりました。セリフの頭の一文字も出てこなかった。そのくらい、小栗さん演じる信長には威圧感や強さを感じました」
第34回(9月6日放送)では、今川家で人質として過ごした幼少期など、家康の壮絶な生い立ちが明らかに。家康が自らの野望を果たしていくための覚悟が描かれた。
「14歳の家康を演じさせていただけてとてもよかった。幼少期は別の俳優さんが演じる可能性もあるなと思っていましたが、託していただいた演出陣の皆さんに感謝したい。第34回は、『奪われる前に奪う』という家康の考え方を植え付けられたシーンもあり、(25日放送の)第41回にもつながる家康にとってとても大事なキーワードが含まれた回でした」
最終回に当たる第48回まで出演することから、「本当にぜいたくな経験をさせていただいているし、お二人(仲野、池松)のお芝居にかける思いや現場でのたたずまいは非常に勉強になりました」と感謝。晩年の家康は小太りな印象だが、「ちょっと今から(体重増量)は間に合わないかな」と笑う。
「ラストスパートに入り、ゴールテープも見えてきていますが最後まで駆け抜けたい。視聴者の皆さんが『この家康が天下を取る姿を見たい。いつか江戸の時代を作り、生涯を全うする姿を見たい』と思っていただけるように、最後まで(本作における家康像を)探し続けたいと思います」
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スポーツ報知
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