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西山朋佳女流四冠、棋士になる上で悩んだのは対局数「制度を検討していただけると聞いたので…」同席した片上常務理事もうなずく

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フリークラス棋士資格を行使した西山朋佳女流四冠

 将棋の西山朋佳女流四冠(31)=白玲、清麗、女流名人、女流王将=が26日、東京・渋谷の将棋会館で会見し、棋士編入資格行使を明らかにした上で、葛藤を語った。

 棋士への思いは強かったが、懸念したのは対局数。西山は会見中には何度も言及し「(理事会で)制度を検討していただけると聞いているので、今回行使するに当たっても前向きに考える要素となりました」。同席した片上大輔常務理事も西山の経過を見ながら、検討していくとした。

 2025年度の西山の対局は58局(女流棋戦51、公式戦6、非公式戦1)。単純計算で週1回以上のペースだが、タイトル戦出場となれば遠征で移動や宿泊も伴う。他にも研究や普及のイベントと忙しい日々。既に西山に限らず多くの棋士、女流棋士が日程を課題に挙げている。今後は女流棋士には参加資格のない王将、叡王の2棋戦にも参加することになり、より一層忙しくなるとみられる。

 女性が棋士になる権利はあったが、初めてのこと。前例がなく、福間香奈女流四冠が申し入れしたタイトル戦における妊娠・出産規定が公式戦にも適用されるのかなど、課題は多い。片上常務理事は「まずはフリークラスからのスタートなので、急にどうこうというのは考えていない。長い時間の中で考えていくことなのかな」と話すにとどめた。


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