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シンガー・ソングライターの長渕剛(70)が28日、東京・SGCホール有明で5年ぶりのアコースティックツアー「JUST ONE」(16都市19公演)の最終公演を行った。
この日のためだけに、特別にアレンジした「とんぼ」に導かれ、パリ五輪ブレイキン男子の日本代表で、昨年の世界選手権優勝&アジア大会2連覇した半井(なからい)重幸(24、SHIGEKIX)がスペシャルゲストとして出演。「妥協なく全力でぶつかる剛さんの背中を見させていただいている。コラボレーション相手としてふさわしいパフォーマンス、意気込みで挑みたい」という事前の言葉通り、長渕の迫力満点のギター音とシンクロし、アクロバチックでダイナミックな技の数々を繰り出した。世代もジャンルも超越した一流同士の共演。濃密すぎる3分間に、3000人が熱視線を送った。
2人は共通の知人を介して知り合い、23年頃から親交が始まった。長渕は今月3日の愛知・名古屋アジア大会を現地観戦し、優勝の瞬間を見届けた。
「彼の本質、やるべき使命、チャンピオンになるまでのメンタルを含めた肉体作り…こんな青年がいるんだと(感動した)。日本の国旗が荘厳な中(掲揚されて)ジッと見ながら涙が出ましたね」と回顧。「日本を背負って世界に打って出て、どんどんと結果を獲得するいちずな姿に、あの頃の自分(を重ねて)志の高い青年像に共鳴している。大事な逸材だからね。彼の知名度をもっと上げたい。微力ながらそのお手伝いができたら」と共闘を誓った。
SHIGEKIXも8月の鹿児島公演を訪れ、イメージを膨らませた。魂のぶつかり合いに「生演奏はモチベーションが上がる。気持ちがいいですね。僕と剛さん、人同士のセッション。重ねた年月は短いかもしれないけど、いろいろな背景、ストーリーを感じてもらえれば」と願った。
ギター1本で回った今回のツアー。長渕は約2時間、「乾杯」や「巡恋歌」「順子」「STAY DREAM」など19曲を歌い上げた。28年にデビュー50周年を迎えるが、「2年後ですか。みんなで何か大きなことをしましょう」と語り、ビッグサプライズを約束した。(加茂 伸太郎)
〇…東京公演は27日との2日間公演。連日絶えず拳が上がり、「ツヨシ」コールがやまなかった。長渕は27日の公演で「何のために苦しみを克服するのか、何のために生きるのか、自問自答してきた。照れずに言うけど、待っていてくれる人がいるから。笑顔でいてくれる人がいて、その人の心が豊かになりますように。そう思うと、どんな苦しみも越えていけると思った次第です」と、改めてファンの存在に感謝。「昔に歌った曲を、今日ここで歌えている僕は幸せです」と感慨に浸った。
【曲順】
1 LONG LONG TIME AGO
2 STAY DREAM
3 俺らの家まで
4 ざくろ
5 長いのぼり坂
6 激愛
7 順子
8 とんぼ
9 夏祭り
10 かりそめ夜の海
11 花菱にて
12 CLOSE YOUR EYES
=アンコール=
13 巡恋歌
14 素顔
15 Myself
16 乾杯
17 モカマタリ
=ダブルアンコール=
18 HOLD YOUR LAST CHANCE
19 TIME GOES AROUND
この記事のライター
スポーツ報知
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