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若手落語家の登竜門「NHK新人落語大賞2026」の本選が31日、NHK総合で生放送され、笑福亭笑利(笑福亭鶴笑門下)が大賞に輝いた。
今大会は東西の噺家(はなしか)121人がエントリーした。3年連続4度目の本選出場となった笑利は、新作「最近の若い奴は」を勝負ネタにチョイス。先輩風を吹かせる忍者のおかしみある会話のやりとりで笑いを誘った。昨年の本選は春風亭一花と同点で並び、決選投票で惜しくも準優勝となっただけに、悲願の大賞となり、審査員の柳家権太楼からねぎらわれると涙をこぼした。
放送後、報道陣の取材に応じた笑利は「NHK新人落語大賞をひとつのステップとして、これを越えなければ次のステップに行けないというつもりで自分で決めて臨んでいた。取らせていただけて本当に嬉しいですし、今ホッとしている」とコメント。「誰かと戦うという段階を終えて、自分の城を築いて大きくしていきたい」と語った。
今回のネタで挑むことは前年の大会の夜には決めていたという。涙の理由について「去年負けて、実は悔しいという思いをあんまり出して来なかったんですけど、権太楼師匠に『1年よく頑張ったね』と言われた瞬間に、見てくれてはったんやと…嬉しかったです」と感無量。「賞を取って泣くのは初めて」と照れくさそうに語った。
新作も古典も両方チャレンジしているが、とりわけ新作を作るときに共通するのは「ボケない」ということ。「僕、実はわざとボケてるボケが一個もないんですよ。今回も変な奴がおって、絡まれてるっていう状態なだけ。わざとボケてる人ってしんどいじゃないですか。そういう人じゃなくて、ほんまにおかしい人が面白いなって思う」と語った。
大賞を受賞するまでの願掛けとして、2022年の初頭から4年間禁酒してきたという。「賞を取ると決めて、自分の意思では一切飲んでない」と明かし、報道陣を驚かせた。4年ぶりの飲酒解禁となるが「すし屋で瓶ビールと決めています」と美酒に酔いしれるつもりだ。
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スポーツ報知
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