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【VIVANT】一人三役の堺雅人、役が変わると「ものすごい圧」 シンシーのメンバー、リ・ミンヅァ役の木幡竜「顔見た瞬間に空気に飲まれた」」…インタビュー公開

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リ・ミンヅァ役を演じた木幡竜

 TBS日曜劇場「VIVANT」(後9時)の最終回となる第24話が8日、放送される。第2シーズンから登場し、乃木(堺雅人)ら別班員の前に立ちはだかった中国の諜報組織・シンシーのメンバーであるリ・ミンヅァ役の俳優・木幡竜のインタビューを7日、TBSが公開した。

 ―第1シーズンは見ていたか

 「出演のお話をいただいてからまとめて見て、『日本のドラマでここまでのスケールで作れるのか』と驚きました。これだけ壮大な物語だと、映像化した時“ちゃち”に見える可能性もあると思うんです。『VIVANT』はものすごい規模で撮っていることも伝わってくるし、皆さんのお芝居にも迫力がある。すごく興奮しました。その熱量のまま撮影に入れたのはうれしかったです」

 ―実際に参加して、「VIVANT」だからこそと感じた撮影はどんなシーンだったか

 「爆破や車を使ったシーンです。撮影現場で車がぶら下がっているのを見た時は、日本のドラマではあまり見たことがなかったので、驚きました。やっぱり『VIVANT』ならではの規模感だなと思います」

 ―出演後の周囲からの反響は?

 「リが出始めた頃から、周りに『ものすごいサイコパスだ』と捉えられて、いろいろなところでいじられました(笑)」

 ―リを演じる上で、最初に考えたことは?

 「衣装合わせの時に、とにかく『こいつは癇(しゃく)に障るやつ』だと聞きました。明確に一言で役を示されたのは初めてで、『それだけは全うしたい』と思いました。アメリカ映画の『ショーシャンクの空に』に出てくる姑息(こそく)で腹の立つ登場人物の笑い方も参考にして、1か月くらいずっと考えていました。『どっちの笑い方がムカつく?』と周りに聞いたりして(笑)。その方向性が決まってから、声色も作っていきました」

 ―髪形もかなり個性的だった

 「最初はもっと普通の髪形で、もみあげもあったのですが、その場で切りました」

 ―かなり外見から役を作っていった

 「俳優としては、あまり胸を張って言える役作りではないのかもしれないですが、今回はあえて外見から作り込みました。笑い方や声色を作って、中身を後から足していった感じです」

 ―リとシュウ(リンリン)の関係をどう考えているのか

 「僕の中では、リはシュウに付いていく人間です。シュウが許可してくれたことは何でもやる。そういう二人の関係性まで見えたら面白いなと思っていました」

 ―二宮和也、松坂桃李と共演して?

 「リは役柄としては、二宮さんや松坂さんたちをほとんど眼中に入れていないので、相手のお芝居を受け取るというより、『見えていない存在』として向き合っていました。そのぶん、最後に乃木にアドバンテージを取られた瞬間、一気に怖さと圧力を感じました」

 ―堺と対峙(たいじ)したシーンはどうだったのか

 「堺さんは撮影に入る前はすごく気を使ってくださっていたんです。でも本番になって、乃木の別人格“F”(堺)になった瞬間、空気が一変して。ものすごい圧を感じて、圧倒されました。僕は堺さんとご一緒するのはほぼそのシーンだけだったので、『ここは集中して演じよう』と思っていたのですが、ぱっと顔を見た瞬間に、その空気にのまれてしまって。準備していたことも飛んでしまうくらいでした(笑)」

 ―しかも、一発撮りだったと聞いているが

 「そうですね。準備にも時間がかかっていたので、簡単にやり直せるものではなく、かなり緊張していました。でも、それ以上に、堺さんが一瞬で“F”のいる空間を作ったことが大きかったです。思わず普段の自分に近い声でせりふを言ってしまって。そこは自分としては反省しています。あの瞬間、とっさに本気で怖くなってしまったのが敗因です(笑)」

 ―撮影が始まってからも、リらしさを足していったのか

 「台本には書かれていない声や動きも試しながら、撮影の中で少しずつ、リらしさを足していきました。そうやって積み重ねていくうちに、だんだんリになっていった気がします」

 ―別班員・和田貢役の平山祐介さんとの撮影の印象は

 「役としては敵対していますが、俳優同士としては信頼している。思い切って演じるためにも、その信頼関係はすごく大事だったと思います」

 ―最後に、ここまで楽しんでいる視聴者へメッセージを

 「僕の役は三つ子なんで(笑)。もしかしたら兄貴が出てくるかもしれないですし、この先どうなっていくのか分からないですよね。そこも含めて、ぜひ今後の展開に注目して見ていただけたらうれしいです」


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