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クローゼットにある服の系統が偏っているとコーデはマンネリする。では幅広い系統の服をたくさん持っていればおしゃれになれるのか…と言われれば実はそうでもありません。
逆に服の系統がまばら過ぎると今度は「服はあるのに、着る服がない」状態になってしまいます。
今回は、そんな服の系統が定まらない方の傾向と無駄服を減らすコツをご紹介します。

あるときはキレイめ系、またあるときはスポーティ系……様々なジャンルの服をその日の気分によって楽しみたいという方は多いのではないでしょうか。実は、筆者自身もこのタイプでして、幼少期からの変身願望を大人になった今、洋服の着こなしで日々昇華しています。
ですがひとつ問題なのは「気に入って買ったのに合わせる服を持っていなくて結局1回も着ていない」という服の多いこと、多いこと。
その原因は、トップス・ボトムスともにデザインが特徴的なアイテムが多く所持するからです。パーカー、フリルニット、アシメスカートなど一着一着の持つテイストの主張が強いと他の服との組み合わせに悩むことに。多ジャンルの服が好きということは、そのぶん合わせやすいシンプルな服を買う機会が少なくなります。そのため、着回しが難しい服で溢れてしまうのですね。
とくにテイストの違うトップスが多くなるのは注意が必要です。どのジャンルにも対応できるボトムスが限られてしまい、いろんな服を持っているのにトップスが変わっただけのワンパターンコーデしか組めなくなってしまいます。

ファッションのテイストが定まらない方は、まずベースに持っておくと良いのがキレイめ系のお洋服です。キレイめ系の代表的なアイテムとしては、細身のタイトスカート・センタープレスパンツ・クルーネックセーター・パンプスなどですね。
キレイめ系のアイテムはフェミニンやスポーティ、ナチュラルなど別ジャンルのどのアイテムとも馴染みやすい万能力の高さが利点です。これらのアイテムを数着持つだけで、着回し力とコーデの統一感は格段に高まります。
例えば、タイトスカートの場合。カジュアルにしたいときはパーカーを合わせれば良いし、フェミニンにしたいときはフリルのニットと合わせればOK。ざっくり編みのカーディガンを合わせればナチュラルなコーデにも使えますね。タイトスカートというアイテムに良くも悪くもクセがないので、印象を自在に変化させられるのです。
トップスにクセの強いアイテムが多いなら、キレイめ系のボトムスを多めに。ボトムスの種類が多いなら、キレイめ系のトップスを増やしてあげると、これまで宝の持ち腐れになっていた服の活かしどころが見つかるかも!
ファッションのテイストが定まらないことは決して悪いことではありません。ときに「自分に似合うものを理解していない」といったネガティブな方向に捉えられたりもしますが、つねに新しい自分を探求している方は周りから見ても魅力的に映るものです。
ですが、せっかく買ったさまざまなお洋服も活かしきれないままなのは少しもったいないかもしれません。ぜひクローゼットの整理とともに、ご自身の手持ち服のバリエーションと服の組み合わせを一度見直してみてくださいね。

似たデザインの服ばかりでもないし、カラーバリエーションも揃えているつもり。
でも、なんだかよく分からないけれど、何を合わせてもコーデがマンネリする。カメラロールの写真を冷静に振り返ると、この3年ほど同じようなものばかり着ているように見える。
非常によく質問される相談ごとなのですが、もしかすると「服の素材被り」が多いのかもしれません。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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