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皆さん、こんにちは。植松晃士です。
陽気に誘われて、春のファッションを楽しみたいな、という気持ちになっていますか?
もしなっていないなら、ファッション更年期かも!! お気をつけあそばせ~!
さて。春のファッションですが、最近またデニムが復活していますね。巷でもデニム率が高くなっているのにお気づきかしら?
ただし! 読者世代のような大人のデニムの扱いには落とし穴がいっぱいです!
そもそも、デニムとはなんぞや? その昔、1848年から始まったアメリカのゴールドラッシュ時代にワークウェア(作業着)として定着したものです。だからね、そのまま着てしまうと危ない。基本ルールとして「ファッション」として捉えないと!
例えば、白いTシャツ×デニム。そのままさらっと着てかわいいのは20代まで! 原点がワークウェアなんだから、いろいろな劣化が見え隠れする大人は、女性らしさや上品感を盛らないと!
トップスはシンプルなデザインではなく、カットソーだとしてもフリルやレースがついているもの、異素材ミックスなど、やはり+αがあるタイプを。デザインがないと、着飾らないと、もはや自分自身を素のままではキープできないの……。
ファッションアイテムとしてデニムを使いこなさないと、「今日はどちらに作業へ?」ってことになりかねない。たとえ、家の前までゴミ出しに行くのでも、デニム姿には+αが必要なの。ひっつめ髪ならかわいいヘアアクセとか、おっきなサングラスとかでもいいからオンして。
お出かけの際のデニムも同じよ。華やかなヘアスタイルにする、巨大なイヤリングをする、両腕にじゃらじゃらバングルをつける、きちんと感と女性らしさが見えるハンドバッグを持つ、などのおしゃれアイテムを駆使して「ワークウエアではない」という主張をしなくちゃ。かといって、雑誌でよく見るような、フーテンの虎さんみたいに羽織モノを肩からかける「松方かけ」ファッションはいかがなものか?と思いますけど。
しかも、デニムは裾まであるからシューズは重要ポイント。若い子の真似してスニーカーを選ぶとデニムの原点回帰になるから(苦笑)、きゃしゃなパンプスやウェッジウッドの靴、ヌーディなものを選んで。トゥ部分が開いている靴なら、肌見せになっていいと思います。
肌見せなら、タンクトップをインナーに着てシャツの襟もとを開けるのもあり。春はシャツもたくさんお店に並んでいます。シャツといえば、80~90年代のファッションアイコンの浅野ゆう子さんみたく、ダンガリーを合わせてもいいかも。
その頃を知っている同世代なら、「狙ったのね」とわかりやすいでしょ。でもね、今っぽくないからくれぐれも襟は立てないで(笑)。
落とし穴と言えば、デニムは体形が露見するのも難点。若かりし頃のスリムなデニムを無理して履かないで。その頃は似合った!というインプットがあるかもだけど、月日は流れたの……。確実に……。大人は、顔も体も下半身に悩みが集中するものなのよ……。それに気づかないなら、ずうずうしいことこの上ない。
というわけで、大人世代は違うシルエットのデニムに挑戦して! ワイドやフレアといったタイプなら、気になる脚がカムフラージュされます。トップスは長すぎず、かといって下腹が見えない程度の長さをチョイス。あくまでもインしないこと。大人世代は、前からも後ろからも横からも「ふっくら」が見えてしまうので……。クサいモノにはフタよ~(笑)。
せっかくの春気分を演出するなら、デニムの色にもこだわって。淡いブリーチものなんかいいんじゃない? 夏になってくれば生デニム、インディゴ系を。季節によってデニムを変えるのも、大人っぽくておすすめです。
最近の僕は、よくバービーのインスタを見ているんだけど、超カワイイの。いくつになっても「心はバービー」でいたいよね~。デニムはもちろん、ほかのファッションもバービーを参考にするのもいいかも。ぜひフォローして★
では、次回またお会いしましょ♪
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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