【星野リゾート】りんごと温泉を満喫♡「界 津軽」で過ごす贅沢旅~ホテル堪能編~

更新日:2023年3月23日 / 公開日:2023年1月29日

「津軽に息づく文化と四季を巡る宿」をテーマとした、青森県にある星野リゾートの温泉旅館「界 津軽」に、俳優でフォトグラファーの染谷ノエルが訪問。そこでの体験を2回にわたってレポートします。1回目は「かまくら露天風呂」やご当地部屋「津軽こぎんの間」の様子をお届けする「ホテル堪能編」。雪を眺めながら入る温泉や、大間のまぐろづくしのお食事など、贅沢な体験も見どころです。

「津軽に息づく文化と四季を巡る宿」がテーマ

星野リゾートが全国22箇所で展開する「界」は、施設ごとにコンセプトが違う温泉旅館ブランド。「界 津軽」は、季節の移り変わりをはっきり感じられると言われる青森県にあり、古くから湯治湯として知られる歴史ある名湯「大鰐(おおわに)温泉」を堪能できるのが特徴です。

「津軽こぎん刺し」や「津軽三味線」を体験できるなど、気軽に参加できるプログラムも充実しており、ホテルにいながら、津軽の地に根付いた文化と季節の風景を存分に楽しむことができます。

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大浴場に「かまくら露天風呂」が新たに誕生

2022年11月に大浴場がリニューアルし、新たに「かまくら露天風呂」が誕生。「界 津軽」で過ごす冬の時間がより魅力的になりました。

内湯の外にある水庭に張り出した場所に、湯船を囲うようにアーチがついた、かまくら露天風呂。雪の降る時期の外はとっても寒いけれど、先に内湯で身体を十分に温めれば大丈夫。

かまくら内にある湯船に浸かると、目の前には、しんしんと降る雪と、津軽地方の伝統的な刺しゅう方法「津軽こぎん刺し」のデザインを取り入れた、水庭に浮く灯篭のふわりとした優しい光。雪がキラキラと輝いて、息を呑む美しさです。

露天風呂は少し深めの、大人が座って肩までしっかり浸かれる深さ。ゆっくりと温まりながら雪見風呂を満喫しましょう。

「りんご風呂」の可愛さに癒される♡

「界 津軽」は、露天風呂も内風呂も青森ヒバの湯船。日本にしかない品種「青森ヒバ」はアロマ・リラクゼーション効果のある木で、約8割が青森県内にあります。

さらに、9月初旬ごろ〜5月初旬ごろは、青森を代表する果実を浮かべた「りんご風呂」に!真っ赤なりんごがプカプカ浮かんでいる様子はとても可愛らしく、見た瞬間にテンションが上がります。

所狭しと浮かんでいるりんごの量には驚き!これは、りんごの生産量が全国1位の青森県ならでは。

りんごを手にとって香りを楽しんでみたり、お湯の中で転がしてみたり、りんごと戯れながら癒しの時間を過ごしてみて。女性には嬉しい、美肌効果が期待できる泉質です。お風呂から出ると、ほんのり自分の体からいい香りがしていい気分。

湯守りが紙芝居を使って大鰐温泉の歴史や泉質、効果的な入浴法を教えてくれる「温泉いろは」も実施されているので、お風呂に足を運ぶ前に参加すれば、より充実した入浴タイムを味わえます。

ご当地部屋「津軽こぎんの間」で過ごすゆったり時間

客室は2019年にリニューアルされ、全室が津軽ごぎん刺しがあしらわれたご当地部屋「津軽こぎんの間」に。koginデザイナー・山端家昌さんがプロデュースした室内は、モダンで、洗練された和の空間が魅力です。

壁に飾ってあるアートワーク「こぎんウォール」や障子の津軽こぎん刺しの模様は、各室それぞれ異なります。

大きな窓から入ってくる光と雪景色が、旅気分を高めてくれます。たまにドカッと雪が屋根から落ちる音がするのも、雪国ならでは。

部屋に置いてある「津軽金山焼」のカップ&ソーサーで、景色を楽しみながら癒しの一杯を。

最初から最後までまぐろ!「大間のまぐろづくし会席」

夕食は、秋から冬に旬を迎える大間のまぐろを堪能できる「大間のまぐろづくし会席」。名前の通り、お造りや握り、鍋などさまざまな食べ方で大間のまぐろを味わえます。

津軽海峡で獲れた大間のまぐろは「黒いダイヤ」とも呼ばれ、まぐろの最高峰とも。この時期にしか味わえない、青森の贅を尽くしたご馳走コースです。

「大間まぐろのねぎま鍋」は、鍋の中でまぐろにサッと火を通していただきます。まぐろの脂が出汁に染み出して、ねぎの旨味もアップ。途中で出汁が足りなくなった際に追加できる「まぐろ節」は、そのまま単品で食べてもまぐろの風味を感じられ、パクパク、手が止まりません。

お鍋に入っている大きなもやしは温泉の地熱で温められて育った「大鰐温泉もやし」で、シャキシャキとした食感が癖になります。

最後に出てくる「まぐろの漬け丼」は、お茶漬けにしたり卵を入れたり、お好みの食べ方で。

朝は「津軽四季の体操」からの「ご当地朝食」

朝食前には、スタッフ考案の「津軽四季の体操」で身体を動かします。春は桜、夏はねぷた祭、秋はりんごの収穫、冬は雪かき、など津軽の四季の風物詩をイメージした体操で、心身ともに目覚め、身体も温まります。

体操をしてお腹が空いてきたところで、雪景色を眺めながら「ご当地朝食」を。メインの「貝焼き味噌」は、貝殻を鍋代わりにして、ホタテの身を卵でとじた郷土料理。古くからホタテの産地として知られた津軽湾周辺では、江戸時代からすでに貝焼き味噌を食べていたと言われています。朝食もペロリと美味しく完食!

次回は「界 津軽」のアクティビティのレポートをお届け

今回は、「界 津軽」の豪華なりんご風呂や露天風呂、ご当地部屋「津軽こぎんの間」などのレポートをお届けしました。

「界 津軽」で体験できるアクティビティをご紹介した「アクティビティ編」も併せてチェックしてみてくださいね!

界 津軽の予約はこちらから! >

温泉旅館「界 津軽」基本データ

<住所>〒038-0211 青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1

<TEL>050-3134-8092(9:30〜18:00)

<駐車場>屋外20台

行き方・アクセス

<車>秋田自動車道「二ッ井白神IC」から約1時間35分/東北自動車道「碇ヶ関IC」から約20分

<電車・送迎バス>JR奥羽本線「大鰐温泉駅」から送迎バスで約5分

※送迎バスは無料・要予約です。利用を希望する場合は公式WEBにて詳細を確認し、事前にご予約をお願いします。

※この記事は2022年12月末の取材内容に基づき執筆されています。時期により、イベントや食事などの内容が変更になっている可能性があります。詳細は「界 津軽」にお問い合わせください。

星野リゾートの温泉旅館「界」をチェック >

PROFILE

染谷ノエル(Noel Someya) / 俳優・フォトグラファー

東京都出身。演劇を学ぶため中学卒業後に単身渡英し、ノーサンプトンのBosworth Independent Collegeなどに通う。4年半後に帰国、上智大学にて英文学を専攻。在学中より劇団、東京ジャンクZに所属、舞台俳優のキャリアは15年目を迎える(2023年時点)。写真は留学中、"Photography"の授業がきっかけで本格的に取り組むようになった。旅や日常をドラマチックに切り取る表現を得意とし、雑誌やWEBメディアなどでの作品掲載多数。 撮影、執筆、被写体の三役をこなすキャリアを活かし、取材、連載などでも活躍する。

Twitter: @noel_engeki
Instagram: @noelle.s12

STAFF
Photo&Writing:Noel Someya 
Edit:michill編集部



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