【星野リゾート】りんごと温泉を満喫♡「界 津軽」で過ごす贅沢旅～アクティビティ編～

「津軽三味線」の達人技に触れる体験

「界」ブランド全体で実施されている「ご当地楽」と「手業（てわざ）のひととき」。地元の職人さんや作家さんが「その地域、その季節ならではのおもてなし」を提供してくれ、実際に体験ができるプログラムです。

目の前で全国チャンピオンによる生演奏

「界 津軽」のご当地楽は、「津軽三味線の生演奏」。津軽三味線全国チャンピオンの渋谷幸平さんが1〜2mほどの至近距離で津軽三味線を演奏してくれます。

三味線は“弾く”とは言わずに、“叩く”と言うのですが、まさに叩くように演奏しながら鳴り響く音色は迫力満点！マイクを通さずに津軽三味線の生音をこの距離で聞ける体験は、地元青森の人でもなかなかできないのだとか。

津軽三味線はさまざまな部位を組み合わせて作られている楽器で、細部まで職人の技が宿っている、まさに芸術品とも言える楽器です。

手業のひとときでは、そんな津軽三味線が作られていく過程や、津軽三味線の歴史などについての説明があり、まずは津軽三味線について知ることから始まります。

プライベートレッスンでいざ実践！

そのあとは、いよいよ実践です。実際に持つと思ったよりもズッシリ！三味線には番号が振られていて、伝えられた番号をおさえて音を出すので、初心者でも安心。

弦を弾く動作もなかなか難しいのですが、渋谷さんの優しい指導のおかげで、短いレッスン時間だったのに、少し叩けるようになって感動しました。

全国チャンピオンからこんなにも丁寧なレクチャーを受けられるなんて、贅沢な体験。演奏するのも楽しくて、ずっと叩いていたいと思うほど。

「津軽三味線の生演奏」で改めて素敵な音色に聞き入る

夕食後には、照明を落とし劇場と化したロビーで、演奏会が行われます。

プライベートレッスンをしてもらった渋谷さんと施設スタッフによる大迫力の演奏を、実際に津軽三味線を体験した後で鑑賞すると、改めてプロってすごいと実感！特に指の動きの激しさに目を奪われます。

初心者でも楽しめる「津軽こぎん刺し」体験

シンメトリーの模様が美しい、「津軽こぎん刺し」の体験。

キットがもらえるので、部屋でもロビーでも好きなところで楽しめます。難しいのかなと思っていましたが、やってみると楽しくて熱中してチクチク…。

6色ある糸から好きな色を選んで、津軽こぎん刺しの伝統的なひし形の柄と、りんごを作りました。自分が作った作品は愛着も湧き、素敵な旅の思い出になります。

歩くたびに見惚れる美しい廊下「木漏れ日Kogin」

天井に津軽こぎん刺しがあしらわれている廊下「木漏れ日Kogin」。晴れた日はさまざまなこぎん模様が光となって降り注ぎ、とても幻想的です。

「木漏れ日Kogin」は、アメリカのインテリア・建築雑誌で「世界のホテルの美しい廊下10選」に選出されたこともあるのだそう。施設内を移動するたびに、美しいシーンに出会えるので、楽しみが尽きません。

季節の移ろいを感じられる「津軽四季の水庭」

出典：界 津軽

「津軽四季の水庭」は、深く津軽に根付いた文化や芸能を堪能し、季節ごとの風情を感じられる空間。

冬は、池の水を抜いて、降り積もった雪の上にこぎん灯篭とかまくらが登場し、幻想的な世界が広がります。廊下からも津軽四季の水庭が眺められ、季節の移ろいを感じられます。

ご当地感満載のお土産選びも楽しい

お部屋に用意されている「りんご茶」は、お土産として購入することも可能。ティーバッグにお湯を注ぐとアップルパイが焼けたようないい香りが！

他にもクッキーや工芸品、りんごなどがあり、青森らしいラインナップ。お食事の際に出てきた食器やカトラリーも、気に入ったら買って帰ることができます。

お土産はロビー横にある売店で売っていて、ロビーを抜けたスペースに展示されている工芸品も購入可能です。

施設全体が“魅せる劇場”のような「界 津軽」

「界 津軽」は大浴場や客室、ロビー、廊下など、どの空間も細部までこだわりが感じられ、まるで“魅せる劇場”のよう。

施設内は大きな窓が多く、ダイナミックで開放感に溢れた空間で、じっくりと自分と向き合うのにもピッタリ。

「界 津軽」までの道のりでは、足湯があってレトロな「大鰐温泉駅」や雪の中を走る電車など、その土地ならではの楽しみと出会えます。誕生日や結婚記念日など特別な日のお祝い旅行にはもちろん、ゆったりと贅沢な一人旅にもおすすめです。

豪華なりんご風呂や露天風呂、ご当地部屋「津軽こぎんの間」を堪能したホテルのレポートは【星野リゾート】りんごと温泉を満喫♡「界 津軽」で過ごす贅沢旅～ホテル堪能編～でチェックしてみてくださいね♪

温泉旅館「界 津軽」基本データ

＜住所＞〒038-0211 青森県南津軽郡大鰐町大鰐字上牡丹森36-1

＜TEL＞050-3134-8092（9:30〜18:00）

＜駐車場＞屋外20台

行き方・アクセス

＜車＞秋田自動車道「二ッ井白神IC」から約1時間35分／東北自動車道「碇ヶ関IC」から約20分

＜電車・送迎バス＞JR奥羽本線「大鰐温泉駅」から送迎バスで約5分

※送迎バスは無料・要予約です。利用を希望する場合は公式WEBにて詳細を確認し、事前にご予約をお願いします。

※この記事は2022年12月末の取材内容に基づき執筆されています。時期により、イベントや食事などの内容が変更になっている可能性があります。詳細は「界 津軽」にお問い合わせください。