【星のや東京】都心で絶品かき氷をまんきつ♡旬の桃と発酵食品を味わう「発酵夏氷」

江戸時代から親しまれてきた発酵食品を使用したかき氷

出典：星のや東京

東京・大手町の日本旅館「星のや東京」では、2024年6月1日〜8月31日の期間、江戸時代から親しまれてきた発酵食品と桃をふんだんに使った「発酵夏氷」が提供されます。

発酵夏氷は、江戸時代から親しまれてきた甘酒やどぶろくといった発酵食品と夏に旬を迎える桃を贅沢に使用したかき氷で、10層の異なる食感と香り豊かな味わいが特徴。使用する氷は、不純物がほとんど含まれず、雑味のないものにこだわっています。

星のや東京は、徳川家を支えた名門・酒井家の跡地に建つ日本旅館です。この土地の歴史や文化を織り交ぜ、四季を楽しむ食体験を提供しています。「飲む点滴」とも呼ばれる甘酒は夏の季語であり、江戸の町では甘酒売りが夏の風物詩でした。

甘酒をはじめとした発酵食品に含まれる乳酸菌や麹菌は、腸内環境を整える働きをし、免疫力を高める効果が期待できると言われています。そうした江戸文化と発酵食品を取り入れ、夏を乗り切って欲しいとの思いから、開発されたのが「発酵夏氷」です。

10層の異なる食感

出典：星のや東京

「発酵夏氷」は発酵食品と旬の桃をふんだんに使った、10層の異なる食感と香り豊かな味わいが楽しめるかき氷です。江戸時代から親しまれてきた甘酒、どぶろく、みりん、浜納豆といった発酵食品を使用。一番上の層は、甘酒とホワイトチョコレートを合わせたクリームです。

出典：星のや東京

ガラスのケースを外すと、このクリームが流れ出す仕立て。桃は食感を残したまま、熟成みりんを使ってコンポートに。底に忍ばせているのは、浜納豆を入れて焼き上げたジェノワーズ（スポンジ生地）です。ほのかな塩味がアクセントとなり、桃の甘味を引き立てます。

出典：星のや東京

ペアリングには、小西酒造の「江戸元禄の酒」。江戸・明治期の酒造りを記録した「酒永代覚帖（さけえいたいおぼえちょう）」を元に、江戸元禄時代に飲まれていたお酒を復元したものです。

仕込み水を半分しか使用していないため琥珀色で、米の濃厚な甘みと旨味が甘酒のクリームやどぶろくのムースと合います。この日本酒をお湯割にして、冷たいかき氷と交互に味わいます。

食後に提供されるのは、江戸幕府が宇治のお茶を好んで献上させていたことにちなみ、宇治の煎茶。甘いかき氷の余韻を楽しみつつ、爽やかな程よい苦味で締めくくります◎

2日以上かけてつくられた不純物がほとんどない氷

出典：星のや東京

使用する氷は、2日以上の時間と手間ひまをかけて丁寧に製氷されたもの。不純物がほとんど含まれず、透明度が高いため、雑味がなく氷本来の味が楽しめますよ。

「発酵夏氷」の提供時間は期間中の16時〜18時。定員は1日2組（1組1〜3名）まで。料金は1名6,050円（税・サービス料込）。料金に含まれるのはかき氷、日本酒と宇治茶のペアリングです。対象となるのは星のや東京宿泊者のみで、3日前までに予約が必要です。

上品なスイーツを味わいながら、夏に向けて免疫力を高めたいみなさんにおすすめです。

「星のや東京」基本データ

出典：星のや東京

＜住所＞〒100-0004　東京都千代田区大手町一丁目9番1
＜TEL＞050-3134-8091
＜客室数＞84室
＜アクセス＞ 東京駅丸の内北口出口から徒歩10分、東京メトロ大手町駅A1、C2c出口から徒歩2分

星のや東京の夕食「Nippon キュイジーヌ」

出典：星のや東京

星のや東京ダイニングでは、新しいスタイルのディナー・コース「Nippon キュイジーヌ」を提供。その時々に届く一番良い食材と、総料理長・岡亮佑の技術を用いて、日本の豊かな風土を表現しています！

※2024年5月時点の情報です。詳細は、「星のや東京」の公式サイトにてご確認ください。

文：岡村幸治