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2024年9月1日から「星野リゾート リゾナーレトマム」にて「焚火ワインアペロ」が開催されています。焚火が灯る屋外ラウンジで、ジビエを使ったアミューズと北海道のワインを楽しめるイベント。ディナー前の夕暮れどきを贅沢に過ごせます。ジビエ好きも、ワイン好きも、この秋はぜひ北海道へ!
「星野リゾート リゾナーレトマム」では、地域のジビエと北海道のワインを楽しむ「焚火ワインアペロ」が開催中です。会場は焚火が灯る屋外ラウンジ。ディナー前に立ち寄り、地域のジビエを使ったアミューズと北海道のワインを味わいながら、至福のひとときを過ごせます。
本イベントが企画された背景には、「獣害」の問題があります。北海道内ではエゾシカによる農業被害や交通事故が発生しており、人間と鹿との軋轢を生んでいます。さらに、樹皮を食べられた木々が枯死し、森林を衰退させるといった生態系への影響も懸念され、リゾナーレトマムが位置する占冠(しむかっぷ)村でも獣害が大きな課題に。
占冠村では2014年度より「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」に基づいて、管理された狩猟、秩序ある狩猟が実践されています。村内で一年に捕獲される約300頭程度のエゾシカから取れる鹿肉は、ジビエ工房で加工。
これは、エゾシカの個体数減少に向けて、捕獲した鹿を「森で得られる資源」として有効活用し、狩猟・捕獲と消費とを循環していく取り組みです。そこで、地域の一員として本リゾートもこの取り組みに参画することになり、本イベントが企画されました。
出典:星野リゾート リゾナーレトマム
味覚を開き、これから始まる食事に備えるという意味が込められている「アペロ」。本イベントでは、占冠村の鹿肉と秋の食材やチーズを合わせた4種のアミューズが提供されます。アミューズは「蝦夷鹿肉のテリーヌ」「蝦夷鹿肉のサラミとチーズサブレ」「蝦夷鹿肉の生ハムバター」「蝦夷鹿肉のコンソメスープ」。
占冠村の鹿肉は、癖が強くなく、あっさりとしていることが特徴です。同じ鹿肉でありながら、4種とも違う味わいを楽しめるよう、調理法や合わせる食材が工夫されています。
焚火が灯る秋風が心地よい空間で旬の鹿肉を楽しんだあとは、その時期にその土地で一番美味しい食材を使った料理を提供する、メインダイニング「OTTO SETTE TOMAMU(オット セッテ トマム)」に行くのがおすすめです◎
出典:星野リゾート リゾナーレトマム
さらに、スタッフ厳選のおすすめの北海道ワイン5種が提供されます。北海道のワインを少量から試飲できるバー「TOMAMU Wine House」の数あるワインのラインナップからスタッフが厳選し、アミューズに合わせて用意します。
山梨県、長野県に続き、ワインの生産量第3位を誇る北海道。世界のワイン銘醸地である、シャンパーニュ地方やアルザス地方と同じ気候区分に属しているため、冷涼な気候を生かしたワイン造りができることが特徴です。土地の特性が表れる自然派のワインやジビエをより味わい深く感じられるようなワインが提供されます。
出典:星野リゾート リゾナーレトマム
本イベントの会場は、森を近くに感じ、広い空を見上げられる屋外ラウンジ。静寂で落ち着く空間に、静かに灯る焚火や水面が揺れる池があり、非日常を思わせます。このラウンジに、本イベント限定で焚火が登場。会場は温かな灯りに包まれ、焚火を囲むソファーやスタンディングできるハイテーブルがあるので、思い思いに過ごせる空間になっています。
「焚火ワインアペロ」の開催期間は2024年10月31日までで、開催時間は16時〜19時まで。対象は宿泊者で、公式サイトにて前日までの予約が必要です。料金は4種のアミューズ2,000円、ワイン1杯1,200円〜(いずれも税込)。1日20名限定です。
美味しいジビエとワインを味わいながら、獣害の課題解決に向けた取り組みに参加しませんか?
「星野リゾート リゾナーレトマム」の公式サイトをチェック >出典:星野リゾート リゾナーレトマム
<住所>〒079-2204 北海道勇払郡占冠村字中トマム
<TEL>0167-58-1111(星野リゾート トマム代表電話)
<客室数>200室
<アクセス>新千歳空港から車で約100分、JRで約90分(トマム駅より予約不要の無料送迎バスあり)
※2024年9月時点の情報です。詳細は、リゾナーレトマムの公式サイトにてご確認ください。
文:岡村幸治
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