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整理収納アドバイザーむらさきすいこです。住まいの収納スペースをうまく活用できていますか?「高い、低い、奥行きがあり過ぎる」など悩みを抱えている人はいるのではないでしょうか。奥に何が入っているのかわからない、ということもあるかもしれません。今回は、使いにくい収納スペースが劇的に使いやすくなる収納方法をお伝えします!
住まう人の背丈にもよりますが、高い収納スペースは踏み台を使わないと取り出せないこともあり、使いにくい収納スペースの1つです。
特に「高さと奥行き」のある収納スペースは手が届きにくく、うまく活用しきれないといったお悩みをよく聞きます。
高い収納スペースには取っ手付き収納ボックスが便利!
例えばキッチンやパントリーには吊戸棚ストッカーを。
取っ手が付いているので、取り出しやすく戻しやすいうえに、手が届きにくい奥のスペースも余すことなく活用できるメリットがあります。
次はクローゼット。
クローゼットの上段や押し入れの枕棚などは背が届きにくいスペースですよね。
視線に入りにくいので、バッグや衣類を詰め込んだまま、存在を忘れてしまうことはありませんか?
そんなお悩みを解消してくれるのが、取っ手のついているIKEAのSKUBB。
取り出しやすくなることで、使用頻度の低かった物の出番が増えること間違いなしです。
これらの取っ手付き収納ボックス、とても便利ですが、注意点もあります。
高い場所に置く収納ボックスは、上から見下ろせないので中身がわかりません。
ぜひラベルを付けて、何が収まっているかがひと目でわかるようにして下さいね。
収納ボックスのスペースに余裕があると、つい詰め込みたくなるもの。
ですが、高い場所から取り出すときは思いのほか肩・腕に負荷が掛かりますので、詰め込み過ぎにご注意を。
防災グッズや水など、低い場所には重いものを収納するケースが多いですよね。
棚にはのせられない電化製品などを収納するのにも便利なスペースです。
低い収納スペースには、キャスター付きの収納ボックスが便利!
キャスターを引き出すだけで重い物が取り出しやすくなります。
専用のキャスターが無い場合には、100円ショップなどで販売されている、キャスターが取り付けれられる商品がおすすめ。
お手持ちの収納ボックスに付けるだけで簡単にキャスター付き収納ボックスに変身します!
棚にのせられない重い電化製品や飲料などにはキャスター付き台を活用する方法もあります。
移動がしやすくなるので出番が増えて、収納スペースでの物の死蔵化を防止できるようになります。
キャスター付き台は、100円ショップのお手軽な商品もありますし、無印良品やニトリなどでも販売されているので、ぜひチェックしてみて下さいね。
奥行きの深い押し入れやクローゼットは容量が多いため、とても便利な収納スペースです。
ですがたくさん入る分、気を付けないと物を詰め込んでしまい、奥の物が取り出しにくくなることも。
奥行きの深い収納スペースは、「手前と奥」に分けて収納すると格段に使いやすくなりますよ。
奥には、日ごろ使用しないけれど保管しておきたい物、年に数回しか使わない物など「使用頻度の低い物」を収納し、手前には「使用頻度の高い物」を収納します。
空間を四角く区切ることが、奥行きのある収納スペースの攻略ポイントになります。
住まいに中途半端な細い収納スペースはありませんか?
例えばキッチンの背面にある中途半端なスペース。
ゴミ箱を置くほどの幅はなく、どう活用したらいいのかわからないというケースをよく見かけます。
そこでおすすめなのが、隙間収納ワゴン。
細いスペースでも収納ワゴンを活用すればキッチンの収納力がアップします。
比較的サイズ展開が豊富な商品ですので、しっかりと計測してぴったりフィットするものを探してみましょう。
ワゴンが入るほどのスペースがない場合は、隙間を使って収納することもできます。
作業スペースが増える折り畳みワゴンを収納したり、マグネットタイプのラックなどを設置することもできます。
まずは冷蔵庫の取り扱い説明書で設置の可否をチェックして下さいね。
いかがでしたか?
住まいの「高い・低い・奥行きが深い・細い」収納スペース。
収納グッズを活用してこれらの収納スペースを使いやすくするコツをお伝えしました。
収納スペースをもっと有効的に活用したい、取り出しにくい、何が入っているかわからないといったお悩みのある方は、ぜひ参考にしてみて下さいね!
この記事のライター
整理収納アドバイザー
むらさき すいこ
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横浜市の整理収納アドバイザー。マンションで夫と息子2人の4人で暮らしています。片づけ苦手な家族がいても、すっきりシンプルに暮らすコツをブログ・Instagramで発信中。収納公開自宅セミナー・訪問片づけサポート・コラム執筆などの活動を行っています。
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