更新日:2022年8月11日 / 公開日:2022年8月11日
こんにちは!整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。引き出しは収納力があるので大きなものや量が多いものを収納する時、とても便利です。でも、深いために使いづらく、何をどう収納したらよいか分からない…という声を現場作業時によく聞きます。今回は、キッチンの「深い引き出し収納」の活かし方をご紹介します。
深い引き出しを上手に活用するには、まず、引き出し収納の特徴を知ることが大事です。引き出しは「上から見て中身を取り出す収納スペース」。最初に、引き出しに収納する時のポイントをご紹介します。
皆さんの引き出しは、開けた時に分かりやすく取り出しやすい収納になっていますか?
のぞいた時に中身がわからなくなっているものがあれば、要注意です。引き出した時に、上から見てどこに何があるか分かりやすい収納を目指しましょう。
片づけのプロとして、キッチン収納を考える時に大事にしていることが「動線」と「使用頻度」です。
料理をする時、移動ゼロの仕組みを目指して考えた収納が上記の写真です。
コンロ下の深い引き出しは、動線を考えるとフライパンや鍋を収納するのが一般的。筆者もよく使うフライパンを右から順に並べて収納しています。
フライパンや鍋を上下に重ねて入れるよりも、フライパンを立てて並べて収納する方が断然使いやすいです。
筆者宅はニトリの『伸縮ざるボウルフライパンスタンド』と『ワイヤーバスケット』を組み合わせてフライパンや調味料を出し入れしやすく収納しています。
工夫している点は、コンロ周りで使う洗剤も一緒に収納していること。汚れた時にササっと掃除ができるので時間短縮につながります。
ご家庭によってコンロ下に何があれば便利なのか、料理がしやすくなるのか違うので「コンロ下に収納すると家事動線がラクになるモノ」を入れて下さいね。
コンロ下の収納と同様に、ご家庭によってシンク周りで使うモノは違いますが、「動線」と「使用頻度」で収納する点はコンロ下収納と同じです。
筆者宅ではボウル、タッパー、水筒、おろし器、まな板などを収納。ニトリの『ワイヤーバスケット』を組み合わせています。
スライド式の収納ボックスなど、深い引き出しで活用できる便利な収納グッズはたくさんあるので、皆さんのモノの持ち方で収納用品を選ぶことをおすすめします。
今回は、キッチンの「深い引き出し収納」の活かし方をご紹介しましたが、いかがでしたか?
料理をする時、一番開け閉めする場所なので、つい何でもモノを突っ込んでしまいがちですが、本当に必要なモノを収納すると料理がもっと楽しくなりますよ。「上から見てわかる!」収納を目指してみてくださいね。
皆さんの暮らしの参考になれば嬉しいです。
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