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整理収納コンサルタントの春名陽子です。キッチンはアイテムが多く様々なモノが混在しているので、整理収納が難しい場所の1つです。せっかく毎日のように立つ場所ならストレスフリーな空間にしたいですよね。そこで今回は、見た目のスッキリさと使いやすさの両方を叶える収納術について5つご紹介していきます。
システムキッチンをうまく活用するのに有効なのが「立てる」収納です。
モノが重なっていると下のモノが取り出しにくく、戻すのも億劫になりますよね。そんな時は立てる事で、出し入れしやすい収納が叶います。
重なった状態に比べてアクション数を減らせるので、家事効率のアップにもつながります。
キッチンはアイテムが多いからこそ、「仕切る」を意識するとモノが混在しにくくなります。
しまう大体の引き出しは決めていても、引き出しの中での置き場所まで決まっておらず、適当に突っ込む…なんてことはありませんか?
輪ゴムやお弁当ピックなど細かなモノにまで住所を決め、それぞれをアイテム毎に仕切って収納すれば、探し物の時間を減らす事が出来ます。
仕切っても維持が難しい場合は、「入れたいモノを想定しきれていない」「入れたいモノに対して収納スペースが小さい」「物量が多い」場合が考えられます。
そんな時は物量やアイテムを見直し、それでも使いにくい時はスペースを設け直すといいでしょう。
絶対数が少ない場合は1箇所にまとめた収納の方が管理しやすいですが、毎日使うモノ・時々使うモノが明確な場合は、一軍と二軍に「分ける」収納方法もあります。
我が家では食器を収納している引き出しが二段分なのですが、一段を一軍収納、もう一段を時々使う二軍収納にしています。
一軍:ご飯茶碗・汁椀・サラダ皿・メイン皿・小皿・中皿
二軍:大皿・丼ぶり
こうする事で、時々使う場合をのぞいて1箇所の引き出しで完結するので家事時短が叶います。
また、ここに収まるだけという収納の「枠」を決めているので、簡単にモノを増やさない仕組みを作る事が出来ます。
キッチンツールなども、一軍と二軍に分ける事でアイテムが混在しにくいのでおすすめです。
収納ケースや保存容器をある程度「揃える」事も、使いやすいキッチンには欠かせません。
形状がバラバラだと収納方法を駆使する必要がありますが、ある程度統一する事で簡単に収納する事が出来ます。
タッパーの種類を絞ったり、容器のモジュールを統一するだけで劇的に使いやすいキッチンに生まれ変わります。
日々の生活で使うモノはある程度固定化されますが、ライフスタイルの変化によって使うモノ・必要なモノが変動します。
また急な頂き物をしたり、まとめ買いをしたり、モノが一時的に増える機会も少なくありません。
そういった事態に対応できるよう、収納スペースは「ゆとり」を持たせておきましょう。
大切なのは「一番モノが多い状態を想定する事」です。
インスタントラーメンやレトルトカレーなど、まとめ買いする量を想定して収納を割り当てると、溢れたモノを床置きしたり、引き出しに無理やり突っ込んだりする事を減らせます。
いかがでしたか?
キッチンを使いやすくする収納術について5つご紹介しました。皆様のお役に立つ事が出来れば嬉しいです。
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この記事のライター
整理収納コンサルタント
春名陽子
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夫・息子と横浜の建売住宅に住む整理収納コンサルタント。日々の暮らしを「より楽しく快適に」するための情報を発信していきます。「家と心を整える」をモットーに、神奈川・東京を中心に訪問・オンラインによる整理収納サービスを展開中。Instagramでは、整理収納のコツ・モノ選び・お家が整うマインドを発信しています。
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