”片付け上手”と”片付け下手”の違いは何?「片付け上手さん」に共通する5つの行動

更新日:2023年3月14日 / 公開日:2023年3月14日

整理収納アドバイザーの大森智美です。片付けが上手な方と苦手な方の違いは何だろう?性格かな?と思ったことはありませんか?実は片付けは性格ではなく、ちょっとした行動や意識の違いなんです。今回は片付け上手さんに共通する5つの行動をご紹介します。まずは、意識してできることから真似をしてみてくださいね!

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①モノが増えたら「整理する」

生活していれば、必ずモノは増えてきますよね。そんな時についつい、「モノが増えたからしまうための収納を探そう…」「何かいい収納やアイデアはないかな?」と考えてしまう方も多いのではないでしょうか?片付け上手さんの場合はモノが増えたら「収納を増やす」ではなく「持ち物を整理する」ことを始めます。

改めて持っているモノを一つ一つ見直して整理すると、意外ともう使っていないモノや、なくても大丈夫なモノ、役目を終えたモノが出てきます。それを手放すことがモノが増えすぎず一定の量をキープできるコツです。整理する際は、「今大事なモノ」「今必要なモノ」と今を基準に判断するといいですよ。

②不要の判断を「後回しにしない」

日々、無意識のうちに私たちはたくさんのモノを家に入れています。郵便物やカタログなどの冊子、いただき物、買い物したもの。無料でいただいた袋や買い物のレシートだって立派な一つのモノ。片付け上手さんは、家に入ってきたらすぐに不要か必要かを判断します。

どうせ処分するものは後回しにせず早めに判断して処分しておく。家にモノが溜まらなければ、片付けもグッとラクになるのです。本来目的ではないオマケなども極力貰わない・持ち帰らないなども早めの判断と言えますね。

③「自分の基準」を持っている

例えば、ストック品も「ラスト〇個になったら買いに行く」、インナー類は「〇セットあれば足りる」、増えやすいものは「〇〇に入るだけ」、リピート品も「使い切ってから開ける」、食器やカトラリーも「家族人数分」など、片付け上手さんは、自分なりの基準やルールを持っています。

安いから・お得だから・使えるからではなく、自分の基準やタイミングでモノを持つようにすると自宅のモノの量が快適な数でキープされ、モノが増えすぎることがありません。まずは、自分にとって快適な量を知るところからスタートしてみてくださいね!

④必ず「リセット時間」を設けている

「片付け上手さん」と「片付け苦手さん」の大きな違いは、一日の中でリセット時間を設けているかどうか、という行動の違いがあります。

生活していれば必ず散らかるもの。片付けは、モノが少なければ少ないほど簡単ですし短時間で済みます。だからこそ、散らかりの少ないうちにリセットしたり、不要なモノは溜めずに処分してしまえば大がかりな片付けは、ほぼすることがなくなります。

面倒だからと、後回しにしたり溜めてしまうと、手が付けられなくなり、かえって片付けが面倒で大がかりなことになります。筆者は夜寝る前と、朝仕事を始める前にササっとリセットします。習慣にしてしまえば何の苦痛もなく、快適な環境で過ごすことができますよ。

⑤買い物に「慎重」

一度、本気の片付けをやると、いかに不要なモノに埋もれていたのかと反省し、余白の心地よさを知り、使われていないモノこそがもったいない状態なんだと気づけるので、買い物にとても慎重になります。買うのは簡単ですが、処分する時はもっと大変なのです。

「本当に必要かな?」「本当に着るかな?」「買うことで暮らしが豊かになるかな?」「一時的な高揚じゃないかな?」と見極めの時間をじっくり設けることで、買い物に失敗することも、買ったまま使ってない…という状況も格段に減るはずです。

特に「捨てるのが苦手」な方は、安易に貰わない・じっくり見極めてから購入するといいですよ。

いかがでしたか?

今回は片付け上手さんに共通する5つの行動をテーマにお伝えしました。ちょっと真似して意識するだけで、片付けがどんどん楽に身近な行動になってくるはずです。ぜひ記事を参考にしてみてくださいね!



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