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綺麗に片付いたリビング

整理のプロに聞く!「少ないモノでも豊かに暮らすコツ」5選

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片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。スッキリ整った暮らしにするためには物を減らすのが良いとは分かっているけど、物を減らすのが苦手という人は多いです。物がないとなんだか物足りず、不便になると不安に思っている人もいます。今回は少ない物でも豊かに暮らすコツについて、私自身も日々意識している事をご紹介します。

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目次

①自分の好きを研ぎ澄ます

少ない物で豊かに暮らすコツ

いきなり初めから分かりにくい事を言ってしまいましたが、一番大切なのは自分の好きを研ぎ澄ますことです。

豊か』というワードは人にとってとらえ方は様々ですが、自分が心から好きと感じる物を大切に扱い、たくさん使い、愛でる事ができると暮らしは豊かに上質になっていくと思います。

特に少ない物で暮らしていくためには、自分の本当に欲しい物を研ぎ澄ましていく必要があります。あれも、これも好き、ではなく自分にとって何が最上級なのかをしっかりと考える習慣をつけましょう。『自分の好き』を明確にしていくと物を減らしていくときもスムーズです。

好きを明確にしていくと迷いが減り、選択しやすくなり、満足度が上がってきます。結果、暮らしに余計な物は入ってきにくくなるはずです。

②自分の定番を把握する

少ない物で豊かに暮らすコツ

先程の好きを研ぎ澄ます、ともよく似ていますが、家の中に入れる物の定番アイテムと数をしっかりと把握する、という事も大事です。

特に消耗品や食品ストックなどに言えることですが、我が家の定番の物と数を決めてしまうとラクです。もちろんたまには定番以外の物が入ってくるとき(頂き物など)もありますが、それはイレギュラーとしてとらえましょう。コスメ類も昔はかなりたくさん持っていて、使いきれずにいましたが今は自分の定番を決めるようにしています。(本当は欲しくなりますが、意識しています。)

例えば、いつも冷蔵庫に買う定番品(納豆、豆腐、ヨーグルト、チーズ、たまご他)としっかり決めて、定位置を作る事。その定番で作るメニューもしっかり決めるといいと思います。

他にも洗剤やシャンプーも自分にとって定番の物と数を決めてしまうと、買い足す時も迷わずスムーズです。あれこれ違う新製品に目移りせず自分にとっての定番を選ぶようにすると良いです。

③長く使える物を選ぶ

少ない物で豊かに暮らすコツ

1つの物に対しての満足度を上げていくためには、長く愛用するという事もポイントの1つだと思います。

たかが物なのですが、物にも感情移入することは多いと思います。もちろん長く使うから愛する、ということばかりではありませんが、1つの物を本当に大切に長く使うと、その物以外なくてもいい、と思えることが多いです。

そして1つの物でもとても満足度が高くなってくるのです。上記の画像の片手鍋は実は私が1人暮らしを始めた24年前に母から買ってもらった物で、とても大切に使っています。片手鍋はこれ以外に1つも持っていませんし、これ以外は必要なく一生満足していけるのではないか、と思います。

もちろん全ての物を長く使わないといけない、と言っている訳でもありません。消耗品と割り切って使う物(タオル、歯ブラシ、洗剤など)もたくさんあるので、それは別で考えて下さいね。

④多用途に使える物を選ぶ

少ない物で豊かに暮らすコツ

例えばフライパンやお鍋を選ぶときも1つの物でいろいろなメニューに対応できるサイズを選ぶと数が減らせます。お洋服も1つの物で様々なコーディネートができたり、シーンを選ばず着れるような物を選ぶと、数は減り、満足度が上がってきます。

物が多く、片付けがうまくいかない人の家に行くと、○○専用という物がたくさんあることに気が付きます。用途によって分ける、という事も大切ではありますが、やりすぎると物が非常に多くなってくるのです。

⑤自分にとって少し高いと感じる物を選ぶ

少ない物で豊かに暮らすコツ

最後にお伝えしたいのは、自分にとって少し高い、と感じるくらいの物を選ぶようにする、という事です。

実はこれは私も40歳くらいから意識しだしたことなのです。若い頃は『できるだけ安くて高見え』、のような物や『コスパがいい』、という事を重要視していたのですが、例えば同じ1つの物を買おうとするときに、『安いから欲しい!』と思うか『高くても欲しい!』と感じるかは大きな差があります。

安いから買った物は、買った理由の1つに安かったから、という事があるのです。買ったその瞬間の満足度は、安かった、という気持ちで満足しますが、長く使っていくうちに徐々に安かったから、と大切にしない傾向にあります。

もちろん値段だけでは価値は決められません。安くても大切にして一生使える物もあるのはよく分かっています。ですが、たくさんのご家庭でいつも片付けを一緒にしていますが、だいたい安い物は適当に扱われていて、『それ100均なので捨てても大丈夫です』と言われます。

たくさんの物を持つわけでなく少ない物で満足し、上質に暮らしていくなら、自分にとって高め(価値を感じるくらい)の物を選ぶようにするのがおすすめです。

今回は少ない物でも豊かに暮らすコツについてご紹介しました。

少ない物でも上質で満足して暮らしていくことは、私にとっても目標でもあります。このような記事を書いていますが、私自身の暮らしももっと物を洗練させていきたいと思ってます。

皆さんもご自身が心地よく暮らせるように、物の選び方を意識してみて下さいね。



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この記事のライター

片づけ・収納の専門家【保有資格】整理収納アドバイザー...

鈴木久美子

整理収納アドバイザー1級、住宅収納スペシャリスト、クリンネスト1級の資格を保有。片づけ、収納、暮らしを整える専門家として活動中。収納・片づけに悩む個人宅に訪問する『整理収納サポート』は500回以上。オンライン(ZOOM)を活用した『整理収納レッスン』も全国から依頼を受ける。YouTubeやInstagramでは暮らしに役立つ情報を発信中。小学生2人の母親。3LDKのコンパクトなマンションに暮らす。

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